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腰痛の原因

腰痛は老化と決めつけないで!年齢との関連や特異的腰痛について

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腰痛が年齢によるものだと決めつけている人は多いのではないでしょうか。加齢によって私たちの身体には様々な変化が起こりますが、もちろんうれしくないことも含まれます。肌のハリがなくなってきたという声や、疲れがとれにくくなってきた、昔ほど動くことができなくなってきたなどの声がよく聞かれますね。

 

腰痛もそのうちの1つに挙がり、腰痛を感じたことで歳を感じたという人も多いでしょう。また、歳をとってきたから腰痛が起こったり長引いたりするのは仕方がないと思っている人が少なくないのではないでしょうか。しかし、実際に年齢によって腰痛が増えていくということは正しいのでしょうか。今回は腰痛と年齢との関連や非特異的腰痛の概要、そして年齢によって起こりやすい特異的腰痛を紹介していきます。

腰痛と年齢との統計

まずは、腰痛と年齢に関する統計について紹介していきます。腰痛と年齢にはどのような関連がみえてくるのでしょうか。

老化が原因とは言えない

腰痛と年齢別の患者の割合を統計としてみると、一番腰痛の割合が多いのは30代と40代となっています。そして、その次に20代や50代、60代が並んでいるといった形になっており、統計の方法にも母集団の選択など様々ありますがだいたいは同じのようです。

 

これをもとに言えることは、あまり年齢は関係ないということですね。もしも腰痛と老化に密接な関係があるとすれば、年齢が上がるにつれて割合も増えていく分布になるはずということです。推測されているのは、青年期・壮年期で仕事の負荷などが多い年代に多くなっているという理由です。

分布と初発年齢

右肩上がりではなく山なりの分布ということで、年齢とはあまり関連がないということを述べました。おそらく口癖のように痛い痛いと聞くことや、諦めなども含めて歳だからというイメージが浸透したのでしょう。実際に歳だからという言葉で片付いてしまうことは腰痛以外にも多いですが、あまり良いこととは言えないこともみなさんわかっているのではないかと思います。

 

腰痛の初発年齢については20代が最も多く、次いで30代と40代です。この結果をみても、やはり腰痛は老化によって起こるということは一概には言えないということですね。

腰痛のほとんどは非特異的腰痛

腰痛と年齢の統計についてみてきましたが、次は腰痛の種類についてみていきましょう。腰痛のほとんどは非特異的腰痛と呼ばれています。これについて詳しくみていきましょう。

画像検査では原因がわからない

非特異的腰痛とは、レントゲンなどの画像検査で明らかな原因が認められないものとされており、全体の85%を占めると言われています。これと反対に画像検査で明らかな原因が認められるものは、特異的腰痛と呼ばれます。後述しますが、ヘルニアや脊柱管狭窄症などがその代表とされていますね。

 

つまり組織に明らかな変化は認められないものの、痛みが起こっているという状態です。原因としては姿勢の負担がかかって起こるものや、動作などの癖で負担がかかって起こるものなどが挙げられます。

整体師
痛みの分類としては、特異的腰痛は実際に骨などの組織に問題が起こっているという認識の痛み、非特異的腰痛は組織への負担が増えておりこれ以上は危険という警告の痛みという表現もされています。

どの年代でも起こる

非特異的腰痛は姿勢の負担や動き方の癖などが原因となりやすいと述べましたが、この原因はどの年代でも起こり得ることを示していますね。学校の授業での姿勢や普段の生活の姿勢が悪ければ小学生でも腰痛は起こります。実際に姿勢の悪い児童と近視の児童が増えているということが言われていますね。

 

また、仕事中の姿勢や動作に偏りがあればそれもまた腰痛を引き起こす要因となります。この点から、晴年期・壮年期に腰痛が多いのではないかということです。慢性腰痛ではこれにストレスなどの心理的要因も絡んできます。

若年者ではスポーツ活動との関連がやはり増える?

若年者の腰痛では、組織の回復力を越えた負荷がかかることで起こることが多く、スポーツ活動に関連して増えると言えそうです。回復力は若いうちの方が旺盛なのは言うまでもありませんが、それを越える負荷がスポーツでかかっていることで腰痛が起こるということですね。

整体師
腰痛の初発年齢が20代に多いのは上述してきた2つの点が関わっているということが言えるでしょう。どの年代でも、身体が耐えられる量や回復力を越えた負担がかかることで腰痛が起こるということは間違いないですね。

 

非特異的腰痛ではサプリメントも回復の助けになります。下記を参考にしてみてください。
腰痛に効くサプリならコレ!本当に効果のあるオススメ商品5選!

若年者でも起こる特異的腰痛

ここからは、年齢と腰痛についての関わりで特異的腰痛をみていきましょう。全体に占める割合が多いのは非特異的腰痛であり、非特異的腰痛がどの年代に起こっても不思議ではないということでした。しかし特異的腰痛には、やはり年齢によって起こりやすいものが存在します。まずは若年者でもみられる特異的腰痛をについて紹介します。

腰椎椎間板ヘルニア

先にも触れたように腰椎椎間板ヘルニアは特異的腰痛であり、若年者でもみられるものです。椎体の間にある椎間板が圧力によってとび出してしまう状態ですが、椎間板の加齢による変性に加えて、やはり姿勢も関わってきます。猫背の姿勢では後方への圧力が高まるので、習慣化している人は注意しましょう。ヘルニアについては、下記も参考にしてみてください。

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腰椎分離症

若年者にみられる特異的腰痛では、腰椎分離症も挙げられます。スポーツをしている人に多く、腰椎が2つに分離してしまう疾患です。小さいうちからかなりハードにスポーツを行ってきた人に多く、3人に1人の割合で分離しているとも言われています。ただし、分離がみられてもすぐに症状につながるというわけではなく、この点はヘルニアと同じようです。初期であれば骨癒合も期待でき、安静が図られます。

腰椎すべり症

腰椎分離症で椎体が完全に2つに分離してしまうと、背骨が前にすべり落ちるような力学がはたらきます。この状態が分離すべり症と言われ、脊髄が圧迫を受けることで脊髄症状を呈するようになるということです。このすべり症は加齢による腰椎の変性でも起こり、その場合は変性すべり症とされています。後述する脊柱管狭窄症と同じということですね。

高齢者に多い特異的腰痛

次は、高齢者に多い特異的腰痛についてみていきましょう。どのような疾患が挙がるのでしょうか。

腰部脊柱管狭窄症

高齢者に多くみられるのは、先に何度か触れた脊柱管狭窄症がまず挙げられます。変性すべり症は腰椎の変性すべりによって脊柱管が狭くなり、脊髄を圧迫するということでしたね。これ以外では靭帯の肥厚や同じく骨の問題などによって脊髄が圧迫されることで起こります。前かがみの方が楽といったことや、少し歩くだけで休憩を必要とする間欠性跛行が特徴とされている疾患です。

腰椎椎体圧迫骨折

高齢者に多いものとしては、圧迫骨折も挙げられます。骨粗鬆症の人では、少しの尻もちでも椎体に圧迫力がかかって潰れるように骨折してしまうことが起こります。気にもとめないような衝撃でも、後からどんどん痛みが増して動けなくなっていくというケースもあるということです。

整体師
骨粗鬆症の人は転倒には充分に注意しましょう。高齢者の転倒では手首の骨折や腰の圧迫骨折が多く、他に股関節の関節近くや肩の関節近くでの骨折も多くみられます。

まとめ

今回は腰痛と年齢との関連や非特異的腰痛の概要、そして年齢によって起こりやすい特異的腰痛を紹介してきましたがいかがでしたか?腰痛と年齢との関わりについて、歳だからということは理由にはならないということをしっかりと理解し、症状の改善に向けてやれることをやっていきましょう。

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