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腰痛の原因

腰痛と炎症について理解しよう!期間などの概要や治療のポイントについて

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痛みなどが起きているときに炎症が起こっているということはみなさん想像しやすいかと思います。痛みによって動かしづらくなっていたり、腫れぼったさや熱をもった感じがあるなど炎症の症状にはポイントがありますね。腰の場合は痛みがメインになりやすいですが、熱感を感じる人や腫れを感じる人も中にはいるでしょう。

 

そんな炎症について、実際にどのようなものなのかを理解することで対処もしやすくなります。炎症のとき、つまり急性期は冷やすという認識は間違っていないですが、もう少し詳しく知っておくことでその後の対処もしやすいでしょう。腰痛と炎症について、炎症の概要や腰痛改善のポイントを紹介していきます。

炎症について理解しよう

まずはじめは、炎症についてどのようなものなのかを理解していきましょう。炎症の概要について、知っておいた方が良いポイントを挙げていきます。

炎症とは

炎症とは、身体に有害な刺激を受けたときに起こる反応で、自然な反応とも言えます。腰痛の場合は筋肉などの組織が物理的に刺激を受けていると言えますね。ウィルスが身体の中に入ってきて起こる場合も炎症であり、アレルギーなども含まれます。

 

炎症の5大徴候として先に挙げた痛みや熱感、腫脹に加え、赤みがかかる発赤や痛みや腫れで動かしにくくなる機能障害も挙げられています。また、局所だけでなく全身で起こる場合には発熱が一般的なイメージではないでしょうか。

ピーク期間は2~3日が目安

炎症が起こると周囲の血管は拡張し、血管透過性の亢進と言って血管から様々な成分が漏れ出ることが多くなります。白血球を送り混んでウィルスなどと戦う免疫作用をはたらかせたり、血小板が流入することで出血を止めます。これらのはたらきをするときに出るのがヒスタミンなどであり、痛みを感じさせる物質でもあります。

 

腰痛などを含めた物理的な原因による炎症の経過としては基本的には2~3日がピークとなり、そこまでは腫れや熱感も増えていく期間と覚えておきましょう。ちなみに痛みを感じさせる物質は不要なものではなく、血管の拡張にはたらいている他に痛みを認識させるという役目もあります。

整体師
痛みを感じることで異常が起こっていることを脳に伝え、正常な反応や対処が体内でされるということですね。痛みはサインでもあるのです。

速やかに鎮めることが大切

ピークを迎えた後は上述した反応は次第に治まっていきます。血管は収縮して組織の血流を促し、透過性は減少して余計な成分が漏れ出ないようになります。組織の修復が必要であれば徐々に進んでいく時期です。速やかに炎症を鎮め、組織の回復を図ることが大切ですね。

腰痛での炎症など治療のポイントとは

炎症については理解してもらえたでしょうか。炎症の概要を踏まえて、腰痛の改善についてみていきましょう。腰痛に限らずほとんどの治療に当てはまることですが、しっかりと意識して治癒に向けて対処していくことが重要です。

まずは炎症を鎮める

腰痛の治療のポイントとしては、急性期であればまずは炎症を鎮めることがポイントです。安静にして患部への刺激を避け、温めないようにすることで炎症が広がるのを防ぎましょう。よく知られるのは冷却や圧迫などのRICE処置ですね。

 

痛みが強い場合などは鎮痛消炎薬を服用することも方法の1つです。ただし自然な反応でもあると述べたように、過度な服用はあまり身体に良いとは言えないでしょう。

急性期以降であれば下記も参考にしてみてください。
腰痛の薬おすすめランキング!飲んで効くのはコレ!

負担を軽減して炎症を起こさないこと

急性期の炎症のピークを過ぎれば自然と軽快に向かっていくと述べたように、まずは炎症を鎮めることが大切となり、そして次は再発させないということが重要になります。腰痛の場合であれば原因となっている負担を取り除かない限り身体に負荷はかかり続け、炎症を再び起こしてしまうことがあるということです。

 

基本的には安静にすることで急性期の炎症はピークを過ぎるでしょう。なかなか引かない場合には何が原因になっているのか見直すことが必要です。

対症療法で終わらせない

炎症のピークが過ぎて自然に軽快に向かっていった場合には誰でもホッとするかと思いますが、ここで終わらせることは再発の可能性が高いとも言えます。安静や薬の服用などで一旦は症状が改善しても、上述したように負担が取り除かれない限りまた起こる可能性があるのです。

 

その都度薬を飲んでいると効きづらくなってしまうことが挙げられ、その都度安静にということも難しいでしょう。対症療法もいつかは限界がきてしまうかもしれないということですね。

整体師
負担がなぜかかっているのかという根本を見直して改善に結びつけていくことが本当の治療と言えます。

負担のかかりにくい身体にしていくことが大切

根本を探っていくと、ほとんどは姿勢の悪さや普段の動作の癖に行きつくかと思います。日常生活だけでなく、仕事の動作ということもあるでしょう。それでも痛みを抱えてやっていくことはいずれ不可能になるので、動作の改善が必要です。

 

症状が落ち着いたら負担の原因を探ること、そして身体の使い方を変えることや身体を鍛えていくことで、負担のかかりにくい身体、また負担がかかっても耐えられる身体になっていきます。

整体師
リハビリも本来はここまで行われるべきですが、残念ながら症状が落ち着いたらそこで終了ということが多いのも現状です。保険診療との兼ね合いもありますが、自身の身体についてしっかり考えていきましょう。

症状が長引く場合には受診を

腰痛改善のためのポイントをみてきましたが、最後は注意点について紹介します。炎症を抑えるための対処をしていてもなかなか症状が引いていかないというケースでは、原因が他にある場合もあります。炎症が続いてしまったり、痛みが続いてしまう原因をはっきりさせないと改善は難しいので、長引く場合には一度受診するようにしましょう。

内臓疾患などの可能性もある

腰痛がなかなか改善しない場合で考えれるのは、内臓疾患です。腰痛全体のおよそ1割にも満たないので稀なケースではありますが、結果としては重篤になってしまうので必ず考慮されるべきものではあります。

 

長引く場合には、上述した負担がかかり続けていて改善しないといったケースに加えて、内臓疾患も考えた方が良いということですね。消化器系の臓器や泌尿器系の臓器、そして生殖器などが関連する疾患と言えます。

ポイントとなる症状

受診の目安となる症状としては、1ヶ月程度何らかの治療を行っても改善がみられない場合や痛み以外の症状が出ている場合が挙げられます。腰痛診療ガイドラインのRedflagとしても挙げられていますが、吐き気や便の異常などの症状、神経系の症状などです。

 

また、体勢や労作などに関係なく常に同じような痛みを抱えている場合や、短期間での急激な体重減少がある場合は注意が必要です。特に痛み以外の症状には注意しておき、早めに受診するようにしましょう。

まとめ

腰痛と炎症について、炎症の概要や腰痛改善のポイントを紹介してきましたがいかがでしたか?炎症についての概要は腰痛に限らずどの部位でも同じです。また、腰痛改善のためのポイントもほとんどの部位で共通でしょう。

負担を減らして炎症を鎮め、回復を促すことがまずは一番です。そして、負担のかかりにくいように、また負担に耐えられるように身体の動きの改善や身体を強くしていくことが大切ですね。

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