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腰痛の治し方

瞑想は腰痛にも効くの?認知行動療法と同じ効果のマインドフルネス

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身体的な症状である腰痛に対して、近年では脳や精神面でのアプローチを行って効果を得るということが注目されてきています。ストレスで胃が痛むといったことや、お腹がゆるくなるといった経験は多くの人がしていますが、腰痛も同じようにストレスなど直接的に身体にダメージがなくても起こり得るということですね。

 

腰痛と言うとどうしても身体面に目が向きがちですが、脳や精神面へのアプローチが奏功することも多く、原因をしっかりと見極めていくことが大切です。組織の回復は済んでいるのに、いつまでも消炎剤を使っていても変わらないことは容易に想像できますね。近年注目されている医学的なアプローチに認知行動療法がありますが、それと同じ効果とも言われるマインドフルネスについて紹介していきます。

腰痛の原因は様々

まずは、腰痛の原因や経過についてみていきましょう。痛みが長引くと治りにくくなってしまうのは、関連する要因が複雑になっていくからと言われています。

急性期は組織の損傷がメイン

外傷などによる急性の腰痛では組織に実際に損傷が起こっていることで痛みが出ます。炎症を起こしていたり、組織がダメージを受けていることで痛みを感じるということですね。

 

症状の改善には負担を軽減して回復を図ることがポイントですが、痛みが続くと回復が妨げられます。安易な服用は避けているという人も少なくないと思いますが、痛み止めを飲むことが組織の回復にはたらくという点もあるのですね。

 

腰痛に効果的な薬としては、下記を参考にしてみてください。
腰痛の薬おすすめランキング!飲んで効くのはコレ!

急性期以降は複雑に

急性期を過ぎて組織の回復が行われると、通常は痛みなどの症状も軽減していきます。しかし、急性期のうちに治してしまわないと組織の損傷だけの問題ではなくなってくるとされているのです。

 

よく取り上げられるのがストレスで、交感神経が優位になると筋肉や血管は収縮します。それが過多になると循環が悪くなり、回復も遅れてしまいますね。痛みが続くことやその他のストレスによって症状が継続したり、痛み自体によっても身体が縮こまり循環が悪くなるということが起こります。

 

ストレスなど心因性の要因も加わることで複雑になり、治りにくくなってしまうということですね。心因性の腰痛に関しては、下記も参考にしてみてください。

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慢性腰痛には身体以外の問題への対処も必要

腰痛の経過と原因をみてきましたが、慢性腰痛では腰の組織には問題のないことが多いとも言われています。複雑化していってしまう中で、身体以外へのアプローチが必要になってくるということです。

認知行動療法

身体面以外へのアプローチとして注目されているのが、先にも挙げた認知行動療法です。痛みが継続する人では、感情や行動が痛みに支配されるようになっていってしまいます。痛いからできない、痛みが強くなるから負担をかけたくないといった具合ですね。

 

そのままではさらに悪循環に陥っていってしまうので、認知を修正して行動を変えていくというアプローチです。認知行動療法については下記を参考にしてみてください。

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マインドフルネスも同じ効果が

上述の認知行動療法と同じくマインドフルネスも身体面以外へのアプローチとして効果的とされています。瞑想の1種ともされていますが、自己啓発本などでみかけることも増えていますね。方法自体は以前からありますが、再び取り上げられるようになったということです。物事の捉え方を変えることでこころや身体のはたらきにも影響を与えるということで、今後も研究が続けられていく領域とされています。

マインドフルネスとは

ではここからは、マインドフルネスについてみていきましょう。まずはマインドフルネスの概要について挙げていきます。

意識や注意のコントロール

マインドフルネスは瞑想の1種とも述べましたが、簡単には意識と注意をコントロールするためのプログラムとも言われています。日々膨大な量の情報に触れている私たちですが、それと同じもしくはそれ以上に意識には思考が上り、様々なものや事に注意を向けています。

 

意識や注意を向けるということについて、視点を変えたり捉え方を変えることで精神や身体に目を向けていくということですね。視点や捉え方を変えるということは、認知行動療法では認知の修正と似ていると言え、それが変わることで行動にも変化をもたらすということで同じ効果が期待できるということです。

実は治療目的で作られた

医学的アプローチとして認知行動療法を挙げましたが、実はマインドフルネスも治療目的で作られたとされています。ストレスの軽減が目的で作られたということで、方向性としては同じだったのですね。瞑想など主観が影響しやすい世界では信憑性の問題もありますが、科学的に明らかにされていることを抽出して作られたのがマインドフルネスとされています。

瞑想の効果は次々と明らかにされている

科学の介入も進んできている主観や精神の世界ですが、瞑想の効果は次々と明らかにされています。私たちの脳は加齢によって縮こまるとされていますが、生涯にわたって大部分は使われていないとも言われています。

 

瞑想はその使われていない部分を活性化することが期待できるとされているのです。また、記憶力や集中力の向上といったことから、発想力や精神的な余裕まで幅広い効果が挙げられています。

マインドフルネスをやってみよう

マインドフルネスの概要をつかんだところで、その実践方法についてみてきましょう。オーソドックスに取り上げられているのは2つの方法です。

集中による方法

マインドフルネスの最初の方法は、集中による方法です。座った状態や寝た状態など、楽な姿勢で自身の呼吸に集中するというだけですが、やってみると意外と難しいことがわかります。呼吸に集中しようと思っても、他のことがすぐに浮かんで考えてしまっていたり、呼吸自体をコントロールしようとしてしまうのではないでしょうか。

 

それらをすべて排除して、呼吸をただただ感じるように集中しましょう。まずは集中できるようになると、考え事が浮かんだときにより客観的に捉えられたり、新しい視点が浮かんでくるようになるとされています。

整体師
ただし、楽な姿勢と言っても猫背などには注意しましょう。リラックスした状態で、身体に負担をかけずに行うことがポイントです。

観察による方法

2つ目の方法としては、観察による方法があります。集中による方法の続きとして、呼吸に集中して自然に深くなっていったら身体の感覚に意識を向けるという方法です。自身の姿勢がどうなっているか、手や足は床やテーブルとどのように触れているか、どこに一番圧力がかかっているかなどを感じ取っていきましょう。

 

皮膚の温度や触れている部分の硬さなど五感をフルに使うことも効果的です。また、関節など部位を感じ取っていくと、意外と自身の身体がどのようになっているのかイメージできないという人も多いのではないでしょうか。何気なく手を使っていても、手首や肘、肩は連動しています。

整体師
自身のことはすべてわかっているつもりでいても、身体の位置関係など意識してみて初めてわかることもあるということですね。こころについても同じで、思考のパターンなど知らず知らずに偏っていることがあるということです。

まとめ

腰痛への身体面以外からのアプローチに関連して、慢性腰痛やマインドフルネスの概要と方法を紹介してきました。一度のセッションで気付きを得たり身体の変化が起こる場合もありますが、運動のように継続して行うことで効果が得られます。こころと身体の両面に目を向けて、生活の質を上げていきましょう。

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