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腰痛の症状

腰痛が右側に出たときの原因・病気まとめ。内臓が悪い場合もあるので要注意

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普段から腰痛を抱えているという人では、症状がいつも右に出るという人もいるでしょう。ぎっくり腰のような急激に起こった強い痛みの場合でも、なんとなく右に痛みが偏っているという場合もあると思います。このように、右側に症状が出るというのは何が考えられるのでしょうか。

 

腰痛が右側に出たときの原因で一番多いのは身体の使い方

 

自身の症状をしっかりと把握することも症状改善への道の1つです。よくわからない症状を改善していくというのは難しいので、自身の症状をチェックしていきましょう。

整体師
腰痛の症状が右側に出るということで、まず知っておいてもらいたいことがあります。右側に出るという場合に限らず、ほとんどの腰痛は身体の使い方や姿勢などが原因で起こっているということです。そして、右側に出るというのもこの負担の偏りで起こるということですね。

利き手があることで負担は偏る

多くの人が右利きだと思いますが、この利き手があることでどうしても日常生活での負担は偏ってしまいます。利き手の方が力が強く、また身体の使い方も利き手を使う方がスムーズですね。

 

例えば腕を伸ばして物を取るときには、腰が1つの塊としてではなく左右ではたらきが少し異なります。人によっても変わりますが、軸となって重心を支える側と、身体の傾きや手を伸ばすスピードをコントロールする側といった具合です。

 

右手を伸ばす場合は右側が軸になりやすく、左側でコントロールすることが多いでしょう。立って同様の動作をした場合に左足が上がってしまうというのは、足まで使ってコントロールしていることを表していますね。

何気ない動作の積み重ねが症状につながる

このような日常の動作の積み重ねが左右差になって表れるということです。回復力と負担とのバランスで、回復力が上回っているうちは負担がかかっても症状は出ませんが、負担が上回ることで無理がかかっているというサインとして痛みなどの症状が出てくるということですね。右側にばかり負担がかかっているということを示しているので、自身の動作などを見直してみると良いでしょう。

 

また、急性のものであれば組織が耐えられる以上の負荷が一度もしくは短期間に何度もかかってしまったということになります。この場合も身体の使い方として右側に負担が集中していたと考えられる場合が多く、ぎっくり腰を同じ側で繰り返す人はやはり自身の動作などを見直した方が良いということです。

100%左右均等はあり得ない

利き手や動作の問題と聞くと、両方均等に使えば良いのかということが浮かぶ人もいると思います。両利きの人ではこのような悩みはないのかと思うかもしれません。しかし、生活している上で100%均等ということはあり得ないということを説明していきます。

利き手だけではない

利き手を例に上述してきましたが、片側をよく使うというのは手だけではありません。ボールを蹴る足が決まっているように、歩いていても振り出しやすい足と軸になりやすい足などは人によって決まっています。左右の歩幅は同じだと思っている人が多いと思いますが、厳密には少しの差があるということですね。

 

また、効き目という言葉を耳にすることもあるでしょう。脳内で補正されているので意識には上りづらいですが、よく使う方の目が存在しているということです。その他にもよく聞こえる方の耳や、よく使う方の顎も見受けられます。どの場合でも、よく使う方の側の筋肉は負担が溜まれば緊張しやすいということで、これらをすべて均等にするのは不可能と言えるでしょう。

内臓の位置

また、よく使う側があるということだけでなく、私たちの身体はもともと左右不均等にできています。それが内臓の位置です。心臓のように左側が大きい臓器もあれば、肝臓のように右側に位置している臓器もあります。

 

側弯症はこの内臓の重みの不均衡が関係しているのではないかと言われており、内臓の位置が左右反対になっている内臓逆位では通常の側弯症と反対の歪みになることから有力な説になっているようです。

整体師
これらのことから重要なのは、均等を目指すのではなくバランスをとるということです。内臓は難しいですが、動作の偏りを少しでも減らすことができれば負担を軽減することができます。その意味では、よく使う側と反対のバランスを増やすということが有効ということですね。

腰痛が右側に起こる場合に考えられる疾患①整形外科疾患

ここからは、腰痛が右側に出る場合に考えられる疾患について紹介していきます。まずは整形外科領域の疾患です。一緒に起こる症状も参考にしてください。

腰椎椎間板ヘルニア

整形外科領域の疾患としては、腰椎椎間板ヘルニアがよく知られています。背骨の間でクッションの役割をしている椎間板がとび出してしまう状態ですね。椎間板が神経に触れた場合に症状が出ますが、とび出す方向によって片側もしくは両側に痛みやしびれ、筋力低下などの症状が出るということです。

坐骨神経痛

整形外科領域の疾患では、坐骨神経痛も知られていますね。坐骨神経痛は症状の総称ですが、お尻の部分で神経が締め付けられている場合などでは、お尻周りの筋肉の緊張が高くなります。基本的には締め付けられている部位から下に痛みやしびれ、筋力低下などの症状が出ますが、お尻周りや下肢の筋肉の緊張によって腰が痛くなることもあるということです。

急性腰痛症

急性腰痛症も総称ですが、これはいわゆるぎっくり腰を指します。腰椎捻挫とも言われています。多くは腹圧が抜けた際に腰に急激な負荷がかかることで起こりますが、捻った動作が多いようです。捻る方向によって片側に症状が強く出るということですね。

腰痛が右側に起こる場合に考えられる疾患②内臓疾患

 

次は、腰痛が右側に出る場合に考えられる疾患について、内臓疾患を挙げていきます。腰痛全体に占める割合は低いですが、これも一緒に起こる症状を参考にしてください。

消化器疾患

お腹が痛いときに腰も一緒に痛くなった経験がある人は多いと思います。大腸や肝臓、胆のう膵臓など消化器系に問題がある場合に腰痛が一緒に起こることがあるということです。この場合は腹痛や便の異常なども伴っていることがあります。虫垂炎などでは右下腹部に痛みが出ることでも知られていますね。

婦人科系疾患

月経周期に伴って腰痛を感じるという人も多いようです。また、婦人科系の疾患によって腰痛が起こる場合ももちろん考えられます。月経周期の乱れや、生殖器に関わる症状を伴っていることが多いとされています。

泌尿器系疾患

内臓に関連するものでは、泌尿器系の疾患も考えられます。腎臓など尿路に問題がある場合や、腎臓の位置に問題がある場合などです。吐き気やむくみなども一緒に起こるようです。内臓が関連しているものでは基本的に動作などによって症状が変わることはないとされていますが、腎臓の位置が下がってしまう遊走腎の場合には横になると症状が和らぐことが多いとされています。

後腹膜や骨盤領域の疾患

後腹膜とはお腹で内臓などを包んでいる膜の背中側とイメージしてもらうと良いでしょう。後腹膜や骨盤内で腫瘍などがあると腰痛をきたします。筋肉では、背骨についている大腰筋が腰痛との関連が深いですが、運動器系の問題としてだけでなく、大腰筋に腫瘍などができる内科系の問題としても関連しているということです。

まとめ

腰痛が右側に出る場合に考えられることについて紹介してきましたが、重要なのは一緒に起こる症状と言えるでしょう。ほとんどは身体の使い方や姿勢と述べたように、その他の症状はあまりないと言えます。一方で、比較的頻度は低いとされる内臓疾患からの腰痛ですが、その他の症状を伴っている場合は考慮にいれる必要があります。

整体師
一緒に起こっている症状などもチェックし、長引くようであれば一度受診した方が良いでしょう。

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