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腰痛の症状

天気痛ってホントにあるの?天気痛の仕組みと改善のための2つの基本

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天気痛という言葉を聞いたことがあるという人はどのくらいいるでしょうか。文字通り、天気によって痛みが出る状態のことを指しますが、気象病という言葉の方を聞いたことがある人もいるかもしれません。実際に天気が悪くなる前や、天気が悪いときに痛みが出てきたり、強く感じるという人も少なくないでしょう。

 

この天気痛は本当に存在するものなのか、迷信のように扱われていましたが、近年研究が進められています。そして、実際に存在するということで痛みの研究とともに進められているということですが、どのようなメカニズムで起こっているのでしょうか。今回は天気痛についてその概要と仕組み、そして改善のためにできることとして2つの基本的なポイントを紹介していきます。

身体で天気予報ができる?

 

まずは、天気痛についてその概要をみていきましょう。天気痛とはいったいどのようなものなのか、迷信のように言われていることも含めて紹介していきます。

古傷が痛む

昔からよく言われていることとして、天気が悪くなってくると古傷が痛むという表現がされますね。ズキズキするといった表現や、傷口がうずくといった表現が使われ、親や祖父、祖母の代から聞いたという人も多いのではないでしょうか。

 

また、変形性関節症などを抱えている人でも同様のことが聞かれますね。痛みを指標にしていると天気がよく当たるということもやはり多いようです。神経痛なども同様のことが言われており、これらのことから天気痛や気象病が言われているということですね。

痛みを抱える人は敏感に?

大怪我などの昔の傷や、手術の痕など、そして関節の痛みや神経痛を挙げてきましたが、他にも天気に関わる痛みの訴えは多いでしょう。頭痛や肩こり、顎や歯の痛み、そしてリウマチなどでも痛みを感じたり強くなるようです。これらのような、もともと慢性的に痛みを感じている人では、痛みに敏感になっているとも言われています。

 

そして、天気との関連も研究が進められているということです。愛知県の愛知医科大学学際的痛みセンターでは、痛みについての研究が進められているとともにただ一つの天気痛外来があることでも知られています。迷信のように言われていたことが、実証されていっているということですね。

天気痛のメカニズム

では次は、天気痛のメカニズムについてみてきましょう。天気痛についてはまだ研究の途中でもありますが、現在考えられていることを紹介していきます。

気圧が影響していると言われる

天気痛で重要なポイントとしては、自律神経の影響が考えられています。天気が悪くなる、つまり雨が降るということは気圧が下がっていくことを示しますが、気圧の低下によって自律神経が影響を受けるということです。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって成り立っていますが、気圧の変化によって適応しようとするはたらきが起こり、交感神経が過多になってしまうことで天気痛につながるということが言われています。

 

交感神経が過多になることで痛みを感じやすくなったり、痛みが助長されてしまうということですね。痛みを感じ取るセンサーが過敏になっている状態とイメージするとわかりやすいでしょう。少しの痛みでも強く感じてしまうセンサーの異常とも言えます。

気温の変化も影響を及ぼす

気圧の変化によって自律神経が影響を受けるということが重要なポイントと述べましたが、気温の変化も同様に自律神経に影響を及ぼします。私たちの身体は暑さや寒さにうまく対応していますが、実は自律神経に大きな負荷をかけているということもあるのです。私たちの身体がスムーズに適応できるのは5℃程度とされています。

 

それ以上の温度差になると少なからず自律神経には負荷がかかっており、適応がうまくできなかった場合には免疫力が低下して風邪を引いてしまうなどといったことにつながるということですね。気圧が下がるということだけでなく、温度差が激しくなる季節や天候には注意が必要とされています。

整体師
気圧や気温の影響で交感神経が過多になるということによって、痛みの悪循環のサイクルに入ってしまうということにもつながりますね。筋肉や血管が収縮して血流が悪くなり、酸素や栄養が届かずに回復が遅れることや、発痛物質が流れていかずにさらに痛みを呼ぶということです。

 

痛みの悪循環については、下記も参考にしてみてください。

痛みを悪者にしないで!必要不可欠な2つのサインと悪循環を理解しよう

みなさんは「痛み」というものに対してどのようなイメージを持っているでしょうか。辛いものや苦しいもの、嫌なものや避けたいも ...

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血行を良くすることが重要

交感神経が過多になることで血管や筋肉は収縮します。仕事など緊張によって身体がガチガチになって凝ってしまったという経験は多くの人がしているでしょう。それによって血流が悪くなり、循環が悪くなることで痛みが助長されてしまいます。参考リンクにもあるように痛みの悪循環になってしまうということですね。

 

自律神経の影響を受けるという場合以外でも、血流はとても重要です。局所の血流が悪くなって循環がうまくとれないと、組織の回復や代謝に影響が出ます。筋肉など組織の状態が悪ければそれだけ負担に耐えられなくなり、痛みにつながってしまうということです。血流が悪くなることで、痛みから自律神経に影響するという方向もあるということも覚えておきましょう。

天気痛の改善のために

最後は、天気痛の改善のためにできることを紹介していきます。挙げていくのは天気痛だけではなく、慢性痛や痛み自体が病気化してしまっているような状態などにも効果的な基本となるポイントです。是非覚えておいてください。

自身の状態を把握する

痛みに関して基本となるのは、自身の状態を把握するということがまず第一歩です。特に痛みが強かったり慢性化していると、正確に認識していない場合があります。痛みが出ている時間はそれほどではなくても一日中痛いといった認識や、痛みがあるかないかだけを認識していると毎日痛みが続いており、まったく症状が変わっていないという表現がされます。

 

しかし、実際に痛みに関して日誌をつけると、そうではないことが明らかになることが大半とされています。痛くない時間の方が長かったり、経過として痛みが減ってきていることに気付くということです。

整体師
天気痛の場合も本当に天気との関連があるのかなどチェックするポイントがあるので、自身の状態を把握することや天気との関連を明らかにすることが大切でしょう。

自律神経のバランスを整える

2つ目の基本となるポイントとしては、何度も出てきているワードである自律神経です。私たちの身体のはたらきを維持するのに欠かせない自律神経ですが、バランスが崩れることで様々な症状が引き起こされます。ヨガや呼吸法など自律神経を整えるための方法を取り入れるのも良いですし、一番の根本は生活習慣です。

 

エクササイズなどよりはるかに重要なのは睡眠であり、しっかりと眠れることで自律神経のバランスも整いやすくなります。睡眠に加えて、運動や栄養のバランスも整えていきましょう。睡眠の質に関しては環境も重要です。布団やベッド選び、マットレスの活用など快適に眠れるようにしていきましょう。
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まとめ

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今回は天気痛についてその概要と仕組み、そして改善のためにできることとして2つの基本的なポイントを紹介してきましたがいかがでしたか?自律神経の関わりは私たちの身体とは切っても切れないものということですね。良くも悪くも影響を受けるので、やはりしっかりと整えて機能をしっかりとしたいものです。基本となる2つのポイントを押さえて、症状の改善につなげていきましょう。

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