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腰痛の原因

女性だけがなる腰痛の原因・症状・疾患まとめ(婦人科系疾患・骨粗鬆症・膀胱炎)

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このページでは、女性だけがなる腰痛に関して原因と考えられる疾患・症状などをまとめました。女性でなかなか腰痛がよくならない方は参考になさってください

女性の婦人科系疾患が原因の腰痛の特徴

長引く腰痛を抱えている場合に女性が注意することとして、まず最初に挙げていくのは婦人科系の疾患です。男女差ということであればまず挙げられるのは女性特有の疾患ですね。

月経関連

好むと好まざるとに関わらず、女性であれば月経を経験します。

整体師
およそ月に1回身体の変化を感じる機会でもあり、この点で女性の方が自身の身体の変化に敏感とも言われています。

とても敏感に変化を感じる人もいればあまり変化を感じない人もいますが、ほとんどの女性で月経が近いことは日数を計算しなくても体感でわかるようです。

 

その中で、月経周期に合わせて腰痛が起こるという人もいます。精神面での影響や身体面での影響などホルモンバランスによって様々な症状が出ますが、腰痛もその1つということですね。生理痛によって筋肉の緊張が高まり、腰痛につながるということもあります。PMSや月経困難症などが具体的な疾患として挙げられますね。

生殖器の疾患

女性生殖器の疾患としては子宮や卵巣に何らかの異常が起こるということですが、腰痛に関連する生殖器疾患の種類も多岐に渡ります。子宮であれば子宮筋腫や子宮内膜炎、子宮内膜症などが主なものとして挙げられます。子宮はもともと筋肉が多いですが、その筋肉に腫瘍ができてしまうのが子宮筋腫です。

 

子宮内膜炎は名前の表す通り子宮の内膜という部分に炎症が起きる疾患で、子宮内膜症とは本来とは違う場所に内膜ができてしまう疾患です。卵巣であれば、卵巣での炎症が起こる卵巣炎や卵巣と卵管の間の卵管炎が挙げられます。卵巣に袋状の腫瘍ができ、中に液体が溜まる卵巣嚢腫も起こりやすい疾患として挙げられており、ご存知の方も多いでしょう。

女性の骨粗鬆症が原因の腰痛の特徴

長引く腰痛を抱えている場合に女性が注意することとして、次に挙げていくのは骨粗鬆症です。女性は骨粗鬆症になりやすいということはよく知られていると思います。

女性は閉経後に骨粗鬆症になりやすい

女性ホルモンであるエストロゲンは骨にカルシウムを沈着させて骨の強度を保つはたらきがあります。女性ホルモンということですが、女性らしさや妊娠・出産に関わるだけでなく骨の健康にも関わっているということですね。エストロゲンは生理から排卵までの低体温期に分泌が多いことで知られています。

 

女性の場合は閉経が近づくことによってバランスが急激に崩れてしまいやすく、閉経によってエストロゲンが急激に減少すると骨粗鬆症になりやすいということです。エストロゲンともう1つの女性ホルモンであるプロゲステロンとのバランスが崩れてしまうことによる骨粗鬆症と、エストロゲンとプロゲステロンの両方が少なくなってしまうことで起こる骨粗鬆症とがあります。

変形性腰椎症や圧迫骨折の原因

骨粗鬆症と言うと骨の密度が下がり、スカスカになってしまうというイメージが広く浸透していると思います。密度の低下によって強度が保てなくなり、脆い部分で損傷が起こりやすくなるということですね。姿勢など負担がかかり続ければ変形につながってしまい、変形性関節症へとつながっていきます。

 

腰痛の場合は変形性腰椎症ですね。また骨密度が低く強度が下がっていると、衝撃などに耐える力も弱くなります。軽い尻もちなどの衝撃によって腰椎が圧迫骨折を起こしてしまうこともあるのです。高齢者の長引く腰痛では圧迫骨折が考慮される上位に入ってくるので、覚えておくと良いでしょう。

整体師
実際に長引く腰痛が実は圧迫骨折だったというケースは多いとされているので、骨密度が低いとわかっている人は特に注意しましょう。なんでもないような衝撃で圧迫骨折が起こってしまうことも充分に有り得ます。

女性の膀胱炎が原因の腰痛の特徴

長引く腰痛を抱えている場合に女性が注意することとして、3つ目に挙げていくのは膀胱炎です。膀胱炎も女性がなりやすいことで知られていますね。そして、膀胱炎が腰痛の原因になるということです。

女性の身体的特徴

男性と女性で身体のつくりが違うことは外見や性徴、生殖器の差ということに大きく表れていますが、泌尿器の中で尿道もその1つです。男性と女性では尿道の長さが違うということをご存知の人もいるかと思います。尿路感染は逆行性に起こっていきますが、女性は尿道が短いということで膀胱に細菌などが達しやすいため炎症も起きやすいということです。

 

女性の場合は月経のときなどにウォシュレットなどを使う人も多いかと思いますが、あまり洗浄しすぎると本来防御のためにある膣粘液も失われてしまい、却って抵抗力が弱くなってしまうということが挙げられます。また、排便後にトイレットペーパーで拭く際は後ろから前ではなく前から後ろに向かって拭くようにしましょう。

腎盂腎炎につながることも

女性の身体的特徴として菌が侵入しやすいということを挙げてきました。洗う習慣が多すぎることが逆効果ということや、トイレットペーパーの拭く方向で細菌感染のリスクを下げるということは覚えておくと良いでしょう。また、膀胱炎は再発しやすいのでかかってしまった人はこれらの対処をしっかりと行っていきましょう。

 

炎症は逆行性に拡がっていくと述べたように、膀胱から尿管、そして腎臓へと進んでしまう場合もあります。炎症の進行や再発を起こさないように、排尿に異常があった場合には早期に受診しましょう。

整体師
膀胱炎に伴って腰痛も起こりますが、程度が軽い場合は放置されがちです。上述のように逆行性に拡がってしまうので、適切に対処しましょう。

妊娠・出産と腰痛の関係

最後は、女性特有ということで妊娠・出産と腰痛についてみていきましょう。妊娠や出産に関連して起こる腰痛とはどのような仕組みなのでしょうか。

女性はもともと靭帯が緩くなりやすい

男女で比較して、女性はもともと靭帯が緩くなりやすいということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。メジャーなところでは膝の靭帯損傷が女性に起こりやすいということが挙げられます。関節は靭帯や筋肉によって支えられたり運動を制御されているので、それらへの負担から体重比が関係なければ腰痛も起こりやすいと言えるでしょう。

骨盤周囲のバランスが崩れると腰痛に

妊娠に伴って女性の体内では、リラキシンとうホルモンが分泌されます。これは出産に備えて靭帯を緩くし、赤ちゃんの通り道を広げる準備をしているということです。これによって骨盤周りを支えている靭帯も緩くなるので、負荷によって腰痛が起こりやすくなると言われています。

 

妊娠後期にはこのホルモンも落ち着くとされていますが、今度は胎児の発育で腰部に負担がかかるので、腰痛が引き続き起こるということが多いということです。

整体師
産後の場合は骨盤周囲のバランスをいかに早く整えるかが症状のポイントになります。

まとめ

長引く腰痛を抱えている場合に女性が注意することとして、原因となる疾患や妊娠と腰痛について紹介してきましたがいかがでしたか?これらの疾患が原因のこともあると頭に入れておき、心配な場合にはすぐに受診するようにしましょう。

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