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腰痛の症状

腰痛で尾てい骨が痛い場合に考えられること【内臓疾患?妊娠?】

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腰痛を感じていながらも、尾てい骨の周囲の痛みも伴っているという人もいるかと思います。

単に腰の部分が痛いだけでなくその下も痛いということで違いを感じていても、よくわからないのでそのままという人もいるでしょう。

腰痛は最も多い症状と言えますが、最も放置されている症状とも言えます。

その腰痛に尾てい骨の周囲の痛みを伴った場合に考えられることにはいったいどのようなことが挙げられるのでしょうか。

尾てい骨の痛みでポイントとなることや考えられる疾患などを紹介していきます。

尾てい骨に痛みがあるという人は、これを参考にチェックしてみてください。

尾てい骨の痛みはどうして起こったかが重要

腰痛に尾てい骨の痛みを伴う場合のポイントですが、尾てい骨やその周囲に痛みが出ている場合、最も重要なのが、どのようにして症状が起こったかが重要です。

特異的腰痛と非特異的腰痛との分類にも似ていますが、尾骨そのものに器質的な問題が起こっているのか、特に器質的な問題は見受けられずに機能面の問題なのかということをはっきりさせる必要があります

転倒や打撲の有無

尾骨そのものに器質的な問題が起こっているケースで考えられるのが、転倒や事故などによる直接的な外傷です。

転倒して尻もちをついたり、何かがぶつかって尾骨に外力が加わった場合に、打撲や骨折、脱臼などが起こるということですね。

打撲であれば数日で腫れや痛みも減少していくでしょう。

数日経っても変わらないということであれば骨折や脱臼も考えられます。

尾骨が折れてしまっている場合やヒビが入っているという場合、そして仙骨との間で構造が崩れて脱臼を起こしている場合です。

尾骨脱臼や仙尾関節脱臼と呼ばれます。

整体師
どちらのケースも整復して安静の保持が必要なので、長引く場合には受診するようにしましょう。

機能の問題も

転倒もしていないし何かぶつかったわけでもないというような場合、つまりはっきりとした契機がなく痛みが起こっている場合には、機能面の問題が考えられます。

仙骨や尾骨を含む骨盤帯は筋膜や靭帯でその構造が保たれています。

姿勢の崩れや身体の使い方の癖などによってこれらのバランスが崩れていることで、尾骨に負担がかかり症状を出しているということですね。

筋膜リリースが最近よく取り上げられているのでご存知の方も多いでしょう。

筋膜によって尾骨が片側に引かれるような負担が大きく、かつ長期に渡れば片側だけ痛いというケースも出てきます。

座ると尾骨が痛い場合にも姿勢など機能面の負担がかかっていることが原因として多いでしょう。

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尾てい骨ではなく仙骨の痛みのことも?

尾てい骨に痛みが出ている場合のポイントについて、尾骨そのものに器質的な問題があるのか機能面の問題なのかということを挙げてきました。

機能面の問題の場合では、尾骨ではなく仙骨の痛みの場合も考えられます。

仙骨と連なっていることで、痛みを混同しやすいということでもあるということです。

そもそも尾骨はどこか

そもそも、尾骨や尾てい骨といった言葉を正しく理解している人はどのくらいいるでしょうか。

患者さんから痛みの部位など症状を聞いているときでも、誤解が起きやすいのが施術する側の認識と患者さんの認識のズレです。

尾骨は尻尾の骨という認識の人が多いと思いますが、骨盤の背面で逆三角形に近い形をしている仙骨の下に位置しています。

尾てい骨も同じ意味で使われることが多いですが、中には坐骨と混同している人や仙骨と混同している人も多いです。

坐骨は姿勢を正して座ったときに体重を支える骨で、床や椅子の面と接する骨です。

痛みの場所がピンポイントで指せる場合には指で示し、あまりはっきりしない場合でも手のひらで示すと間違いも起こりにくいでしょう。

整体師
症状や契機などをできる限り正確に伝えてもらうことで、医師による診断やセラピストの施術の判断も誤りが起こりにくくなります。聞き出す工夫はしていますが、患者さんの側もこの点を意識してもらうとよりスムーズに進んでいくでしょう。

機能の問題

上の内容を読んで、尾てい骨の場所を勘違いしていたという人もいるのではないでしょうか。

仙骨や尾骨を含む骨盤帯は筋膜や靭帯でその構造が保たれていると上述したように、機能面の問題は尾骨だけでなく仙骨にも起こり得るということですね。

そして、場所を混同していることで症状が正確に伝わりづらいことや、情報を集める際にも何かずれているといったことが起こってしまいます。

仙骨は尾骨よりさらに関連する筋膜や靭帯が複雑になっているので、機能面の問題も複雑になりがちです。

仙腸関節という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、身体の機能に仙腸関節はとても重要な関わりをしています。

仙骨に機能的な問題が起こるということは、仙腸関節にも問題が起こりやすく、腰痛やその周囲の痛みにつながりやすいということです。

尾骨の痛みで考えられるその他の疾患

最後は、尾骨の痛みで考えられるその他の疾患についてみていきましょう。主なものを挙げていきます。

神経症状

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで脊髄や末梢神経が圧迫されると、しびれや筋力の低下などが起こることはよく知られています。

圧迫が続いて神経の障害が進んでいってしまうと、これらの症状の他に尾骨の周囲にも症状を出すことがあります。

生殖器と肛門の間を会陰(えいん)と言いますが、この会陰部分や尾骨の周囲の知覚異常などです。

また、排尿や排便に異常が起こることもあります。尾骨の周囲は痛みというよりも違和感や感覚の異常などが多いようですが、これらの疾患に付随する症状の1つとして知っておくと良いでしょう。

また、これらの症状が出ている場合は早期に受診することが必要です。

内臓疾患

尾骨の痛みで考えられる疾患としては、内臓疾患も挙げられます。

内臓に腫瘍などができると神経を圧迫してしまい、尾骨の周囲を支配している神経に障害が起こることで症状が出現するということですね。この点は神経症状と同じと言うことができます。

これらの症状で内臓疾患が判明するケースも多いので、痛み以外の症状が一緒に起こっているかどうかということには敏感になっておいた方が良いと言えるでしょう。

女性では子宮などに関連する疾患が、男性では前立腺に関連する疾患も挙げられます。

神経症状や関連痛などによって、腰痛と尾てい骨の周囲の痛みなどの症状が起こるということですね。

妊娠に関連して起こることも

疾患ではありませんが、腰痛や尾てい骨の周囲の痛みが妊娠に関連して起こることもあります。

もともと女性はホルモンの影響で靭帯は柔らかくなりやすいとされていますが、妊娠に伴ってより顕著になります。

産道を通って赤ちゃんが生まれてくる際には靭帯は弛緩している方が良く、ホルモンによってそれがなされるということですね。

骨盤帯は筋膜や靭帯で構造が保持されていると述べたように、そのバランスにも変化が起こるということです。

出産後に腰痛が長引くのはこのバランスがなかなか戻らないためとも言われています。

整体師
産後の体型が気になる方も同じようにバランスの崩れから起こっていることがあるので、産後のケアの重要性というのは本当に高いということですね。積極的に整えていくことで、自然なバランスを取り戻しましょう。
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まとめ

尾てい骨の痛みでポイントとなることや考えられる疾患などを紹介してきました。

まずは、契機をはっきりさせて器質の問題か機能の問題かをはっきりさせること、そして痛み以外に他の症状があるかどうかということをはっきりさせていきましょう。

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