【専門家が監修】腰痛研究室~治し方・改善・薬・サプリ

腰痛の症状や原因、治し方、薬、サプリなど腰痛専門家の整体師監修でわかりやすくお届けしています。

腰痛の症状

腰痛が歩くと痛い場合の原因・症状まとめ【病院に行ったほうがいい症状も】

更新日:

腰痛の改善のために歩くことが良いということはよく知られていることですが、痛みのあるときは歩いても良いのかどうか迷うことも多いかと思います。我慢して歩くと楽になる場合や、悪化してしまう場合など様々あるためですね。また、普段は症状がなくても歩いていると出てくるという人もいるでしょう。

 

歩くと痛い場合について、常に痛いという場合や歩き始めは痛みが出て徐々に楽になる場合、そして歩いているうちに痛みが出てくる場合など歩行の経過と腰痛との関連について紹介していきます。症状から考えられること、そして歩いても良いのかどうかということの参考にしてください。

歩いたときに腰痛が常に痛い場合

歩行の経過と腰痛との関連について、まずはじめに挙げていくのは最初から最後まで常に痛いという場合です。歩きはじめにすでに痛みがあり、我慢して歩いても良くならない場合は、これ以上負担をかけないでほしいという身体からのサインでもあります。

炎症が起こっていたり負担が大きい

歩行の経過によって痛みが変わらないということは、炎症が起こっていて歩行が刺激になっていることや、負担が大きいということが考えられます。急性の場合はもとより、慢性の場合でも痛みが変わらないという場合は我慢して歩くことはやめましょう。負担がかかり続けることで炎症が治まらなかったり、組織の回復が遅れてしまいます。

 

身体に不調が出たときにはどのケースでも言えることですが、かかっている負担を少しでも減らして、身体の回復を促すというのが基本です。歩くことは日常でかなり多い動作と言えますが、常に痛いという状態であればリハビリのため以前に日常生活でも負担を減らすことを考えましょう。

安静にするサイン

これ以上負担をかけないでほしいという身体からのサインと述べたように、最初から最後まで常に痛いということであればまずは安静が必要でしょう。負担を減らすということですね。ただし、必要以上の安静もまた回復を遅らせることになるので注意が必要と言えます。

 

痛みに関して言えば、4日以上の安静は推奨されていません。もちろん生命に危険があったり他に重大な支障をきたす場合はこの限りではありませんが、一過性の炎症であれば3日ほどで多少の軽減は起こるはずとされています。この期間様子をみても痛みが変わらない場合には一度受診するようにしましょう。

整体師
受診することで何か疾患がわかったり、安静を保っているつもりでも保てていなかったことなど原因を明確にすることが大切です。

腰痛が歩くと痛いが徐々に良くなる場合

歩行の経過と腰痛との関連について、次は歩き始めは痛みが出るが徐々に良くなる場合を挙げていきます。歩くことに限らず、少し経つと痛みなどの症状が和らぐということは運動していると経験するかと思います。

血流の問題

動き始めに痛みが出て、だんだんと良くなっていくということに関係しているのが血流です。ウォーミングアップをせずに運動を始めると身体も重たいですが、しっかりアップをしてから始めれば動かしやすくなりますね。腰回りの筋肉が緊張している状態が続いていると、血流は悪くなってしまいます。

 

血流が悪いということは痛みに関連する物質などがなかなか流れていかなかったり、回復のための栄養や酸素が届きにくいということになります。動いて楽になっていくのは、良くなかった血流が良くなることでもたらされるということです。動き始めには筋肉の緊張が強かったものが、動くことで軽くほぐれてくるとも言えますね。

良い状態をキープできるようにすることが大切

このようなケースでは無理のない範囲で歩くことを継続すると良いでしょう。歩く前にウォーミングアップとして屈伸などを行い、腰回りをほぐしてから歩くことも効果的です。そして歩くことを継続していくことで、血流の良い状態をキープできるようにもなっていくでしょう。

 

仕事中や普段の姿勢が悪い場合、腰に負担のかかる動作が多い場合などは疲労も加わって筋肉は緊張しやすいと言えます。そのままにして疲労が積み重なってしまうと、回復が追いつかなくなって症状につながってしまいますね。歩くことなど運動をとり入れて、リフレッシュするということが腰痛改善に効果的ということです。

腰痛が歩くとどんどん痛くなってくる場合

 

歩行の経過と腰痛との関連について、次に挙げるケースは歩いていると痛くなってくるというケースです。最初はなんともないのに、歩いていくと症状が出るということですね。

歩行の負担がだんだん積み重なっていく

歩き続けていくと痛みが出るというのは、負担がだんだんとかかっていくからということですね。どんな人でも歩くのが長時間になれば疲労から筋肉の緊張も高まり、負担が大きくなって硬さや痛みにつながります。もともと腰痛のある人ではそれが早いということですね。

 

体力的な問題も加わってきますが、少し歩くような機会があったときに経験する人も多いでしょう。ヘルニアなど器質的な疾患のある人ではさらにそれが早くなると言え、日常生活に支障が出る場合もあります。通勤途中で痛くなったり、買い物の途中で痛くなったりするようでは困りますね。

この場合も良い状態をキープできるようにすること

歩いていると痛くなってくる場合も、歩き始めは痛みが出るが徐々に良くなる場合と同様です。良い状態をキープできるようにすることが大切で、無理のない範囲で歩くことを継続していくと良いでしょう。身体を鍛えていくことで体力や負担に対しての抵抗力がつくということですね。

 

これは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患がある場合でも同様で、リハビリとして体幹をしっかり安定させていくことは重要です。少しずつ体幹を鍛えていくことで、症状が安定したり、痛みなく歩ける距離や時間も増えていきます。

整体師
あくまで無理なく行い、必要な場合は医師やセラピストの指示を仰ぐようにしましょう。

腰痛が少し歩いただけで痛くなり休憩が必要な場合

最後に、腰痛と歩行に関して代表的な関連を紹介します。高齢者に多い疾患ですが、少し歩いただけで休息が必要になる場合は要注意です。

脊柱管狭窄症

少し歩いただけで休息が必要というキーワードは、脊柱管狭窄症を考慮する必要のある言葉とされています。専門的には間欠性跛行と言い、少し歩くと腰痛やしびれなどの症状によって歩くことが困難になり、休むとまた歩けるようになるという症状です。健常な人であれば問題なく歩けるような距離でも休息を必要とします。

 

ひどい場合には50m歩くのに何度も休憩を挟むなどのケースもあります。脊柱管という脊髄を通しているトンネルが加齢による靭帯や骨の変性で狭くなってしまうために、脊髄の圧迫が起こって症状を呈するということです。

体幹を安定させて症状改善を図ろう

脊柱管狭窄症の場合もリハビリが重要になります。症状をみながらになりますが、体幹を安定させて腰部への負担を軽減できるようになることで症状改善につながり、歩く距離や時間も伸びていきます。

 

体幹の安定のためのエクササイズや歩行を段階的に行っていき、日常生活に支障が出ないようなレベルまで回復する人もいるので、症状に困っている場合でも地道に取り組んでいきましょう。脊柱管狭窄症はしびれなど神経の関与が考えられる症状が出ることや、脊柱管の圧迫が軽減される前かがみの姿勢が楽ということもポイントになります。

まとめ

歩行の経過と腰痛との関連について、症状から考えられることや歩いても良いのかどうかというポイントを紹介してきました。痛みが常にある場合を除いては、歩くことを継続することが有効ということでしたね。

整体師
痛みに対する運動の効果は最も高いレベルで推奨されています。くれぐれも無理のない範囲で、積極的に取り入れていきましょう。

-腰痛の症状
-, , ,

Copyright© 【専門家が監修】腰痛研究室~治し方・改善・薬・サプリ , 2019 All Rights Reserved.