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腰痛の治療費用まとめ【医療機関別の具体的な金額を公開】

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腰痛の治療をする際に気になるのが治療費がどれくらいかかるか?ということです。腰痛は完治するまでに長い時間がかかってしまうため、しっかり治そうとすると、治療費もその分かさんできてしまいます。医療機関による治療費の違いや保険適用されるかどうかなどをまとめました。

保険適用される場合とされない場合

1回ごとの治療費の金額は保険適用範囲内か保険適用外かによって大きく異なります。どのような医療機関で保険が適用され、どのような医療機関で保険適用外になるのかをまずは見ておきましょう。

保険適用される医療機関

保険適用される代表格は「病院・医院・診療所」です。整形外科での治療は基本的に保険適用になります。初診料、レントゲンなどがかかるとその分医療費は増えていきますが、レントゲンや一部の手術、神経ブロック注射なども保険が適用されます。

整形外科以外で保険適用される機関は

この他、接骨院や鍼灸院、あん摩・指圧も保険が適用されます。ただし保険が適用されるのには条件があります。また、医師の同意書や診断書が必要になります。

保険適用されない医療機関

保険適用されない医療機関は整体、カイロプラクティック、マッサージ、タイ古式マッサージなどです。これらはあくまで「リラクゼーション施設」という位置づけになっている民間療法です。施術者には国家資格なども必要がありません。

整形外科での治療をする際の治療費は?

整形外科で治療をする場合、どれくらいの治療費がかかるのでしょうか。

1回ごとは安価

初診料として810円程度かかりますが、治療費自体は500円ほどになります。ぎっくり腰など、症状によっては2000円程度かかる場合もあります。慢性腰痛のリハビリであれば毎回500円〜1,000円以内というくらいで、1回ごとの治療費は安価です。

整体師
腰痛治療は長期に渡ることが多いです。一度の治療やリハビリは安価でも、長期に渡って通院すると最終的に高額になる場合があります。

レントゲンやMRIなどを取ると高額になる

レントゲンやMRIなどを取るとさらに費用が上乗せになります。レントゲンは2,000円から3,000円程度、MRIは7,000円から8,000円程度かかります。

神経ブロック注射の費用は

星状神経節ブロック、腰部硬膜外神経ブロックなどは保険適用が無ければ15,000円前後と言われています。これらは保険適用で2,500円(硬膜外神経ブロック)〜6,000円(神経節ブロック)ですが、最も安いトリガーブロック注射では数百円から1,000円以内に抑えることができます。ただし初診料・再診料や検査料などが加わります。

神経ブロック注射の注意点は

神経ブロック注射は症状によってはただ注射を打つだけでなくさまざまな手順が必要になり、それに応じて金額も加算されていきます

  • 事前に患部を撮影しておくためのレントゲンやMRI
  • レントゲンやMRIを鮮明に撮影するために使用する造影剤
  • 透視下(撮影しながら注射を打つやり方)での施術
  • 入院

また、ブロック注射は1度だけではなく複数回打つことが通常です。その都度同様の金額がかかってしまうというデメリットもあるのです。

ヘルニアの際の手術やレーザー治療の料金は

ヘルニアの治療などで手術やレーザー治療を受ける場合には、料金はかなり高額になります。施術内容によっては保険適用外のものもあります。

施術内容 料金
ハイブリッドレーザー治療 50万円程度(1ヶ所)※保険適用外
経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD法) 40万円程度(1ヶ所)※保険適用外
経皮的オゾン椎間板減圧術(PODD法) 20万円程度(1ヶ所)※保険適用外
内視鏡下椎間板摘出術(MED法) 20万円程度 ※保険による3割負担
顕微鏡下椎間板摘出術(MD法) 20万円程度 ※保険による3割負担
脊髄刺激両方(SCS法) 120万円程度 ※保険による3割負担
脊椎固定術・椎弓切除術 100〜120万円程度 ※保険による3割負担

接骨院などでの治療費は?

保険が適用される医療機関は病院の他、接骨院、鍼灸院、あん摩・指圧などがあります。それぞれでどの程度治療費がかかるのかを見ていきましょう。

接骨院では

接骨院では初検料が700〜1,000円程度かかりますが、2回目以降は300〜600円程度で治療ができます。これは保険適用の場合での治療費です。接骨院で保険が適用されるのは急性、あるいは亜急性の腰痛の場合で、捻挫やぎっくり腰などを始め、原則として2週間以内に起きた腰痛の場合に限られます。慢性の腰痛の場合には保険が適用されませんので気をつけましょう。

保険が適用されない場合には

慢性の腰痛など、保険が適用されない場合には1回あたり5,000円程度の治療費がかかります。この他に初検料が3,000円程度かかります。

鍼灸院では

鍼灸院も保険が適用されますが、以下の6つの疾病の場合に限られます。

  • ぎっくり腰を含む腰痛症
  • 神経痛
  • 五十肩
  • リウマチ
  • 頚椎捻挫後遺症
  • 頸腕症候群

治療費は

ぎっくり腰の治療費は保険適用の場合は初診料を含めて1,000円弱です。二回目以降は500〜600円程度の治療費がかかります。保険適用外の場合には初診料が1,500円前後かかり、その上に治療費が5,000〜6,000円程度かかることが通常のようです。

鍼灸院では医師の同意書が必要になる

鍼灸院での治療の際、保険適用を希望する場合には医師の同意書が必要になります。また、接骨院でも骨折後の後療法などでは医師の同意が必要です。同意書のフォームは接骨院や鍼灸院でもらえる場合と、医師の診断書で大丈夫な場合があります。まずは接骨院や鍼灸院に連絡して相談してみると良いでしょう。

保険適用の注意点

保険適用の際には気をつけておきたい点や、覚えておくと有利な点があります。しっかりとチェックして、うまく医療機関を活用しましょう。

複数の医療機関を併用すると保険適用外になる

接骨院や鍼灸院などの保険が適用される医療機関を受診する際、同時に整形外科での治療を行っていると、保険適用外になってしまいます。接骨院等で保険を適用させる場合には、整形外科で診察を受けたあと、温熱療法や牽引治療などを受けずに、接骨院や鍼灸院に切り替えるという形を取る必要があります。保険の手続きは暦月ごとに行われるため、切り替えは月が変わったタイミングで行うと良いでしょう。

高額療養支給制度を活用しよう

一つの世帯の中で、同一の医療機関を受診し、規定の自己負担限度額を超えてしまった場合には「高額療養費支給制度」が適用されます。期間は毎月1日から月末までの1ヶ月間ごとになります。複数の医療機関にかかった場合、世帯の中で21,000円以上かかった医療費を合算することができます。手術や入院などで医療費が高額になってしまった場合や、何度も通っている間に医療費が積み重なって高額になってしまった場合などには積極的に活用しましょう。自己負担額の上限を超えた分の金額が払い戻されます。ただし書類審査等がありますので、実際の払い戻しまでには3ヶ月程度の時間がかかります

整体師
高額療養費支給制度を知っているだけで、最大で100万円近く自己負担額を減らすことができます。制度についてしっかりと調べてうまく活用しましょう。

腰痛の治療は保険の適用で治療費を抑えよう

腰痛の治療は長期に渡る場合が多いのが特徴です。何度も治療に通わなければならないため、治療費が高額になってしまう可能性があります。そのため、保険適用範囲内での治療をすることで治療費を安く抑えると良いでしょう。また、手術やレーザー治療などで高額になってしまった医療費は「高額療養費支給制度」をうまく活用することで自己負担額を減らすことができます。医療費が高額にならないようにするために病院で相談してみるというのも良いかもしれませんね。

ここに挙げた治療費はあくまで目安です。保険診療の場合に大きく変わることはありませんが、保険適用外など定められている以外のものでは場所によって異なります。気になる場合には予め確認してから行くようにしましょう。▼

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