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腰痛の痛み止めブロック注射の種類|痛い?効かない場合もある!?

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長引く辛い腰の痛み、早く治したいですよね。痛みを緩和できる治療法の1つに、ブロック注射という麻酔を使った治療法があります。痛みの原因となる神経周辺に麻酔をすることで痛みを和らげ、症状の酷い腰痛や、他の方法で改善が見られない腰痛に対して効果がある治療法です。ブロック注射で得られる効果や、注意点について見てみましょう。

腰痛の痛みが消えるブロック注射とは?

薬でも治らない痛みの場合、ブロック注射を検討します。ブロック注射で得られる治療効果や、どのような痛みに効果的なのか確認してみましょう。

ブロック注射とは

ブロック注射で使用する薬剤は、局所麻酔薬や抗炎症薬などです。痛みを引き起こしている神経の働きをブロックさせることで痛みを改善させ、痛みを患う前のような日常生活を送れるようにすることを目的としています。

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痛みをブロックするだけではなく、注射をすることで傷んでいた場所の筋肉のコリがほぐれ、血液の流れが良くなるという効果もあります。血液の流れが改善されれば、患部に溜まっていた痛みの原因物質が血液で流され、炎症などが治りやすくなるというメリットもあります。

ブロック注射の適応

ブロック注射は、腰以外にも適応されます。長引いてなかなか治らない腰や脚、関節、首、肩などの痛みや、三叉神経痛による顔面の痛み、頭痛、帯状疱疹の痛み、手術後の痛み、原因不明の痛み、癌の痛みなど様々な痛みに対して適応があります。

ブロック注射の治療の流れ

ブロック注射の種類によっては、造影剤を使用する為に入院患者さんに行う治療法もありますが、基本的には入院せず外来で行います。薬を注入するのが大体15分くらいかかりますが、その後しばらく安静にしてもらい、痛みの状態や血圧などの全身状態を観察してから帰宅となります。一度で終わりになるのではなく、週1回程度の治療を5回くらい続ける事がほとんどです。定期的にブロック注射を打つ事で、痛みの感じ方がどんどん弱くなっていきます。

ブロック注射の種類

ブロック注射には、様々な種類があります。痛む場所や痛みの状態によって、どの部位に薬を注入するかが変わってきますよ。

仙骨裂孔ブロック

脊椎の下の方、骨盤にある大きな三角のような骨を仙骨と呼びます。仙骨と尾骨の近くには、硬膜外腔に繋がる穴があり、これを仙骨裂孔と言います。この穴に局所麻酔薬やステロイド剤を注入することで、痛みをブロックさせていきます。注入時間は約1分と非常に短く、痛みも少ないことから身体への負担が軽いというメリットがあります。腰部脊柱管狭窄症や、ギックリ腰、腰椎椎間板ヘルニアなどの治療に用いられる方法です。

硬膜外ブロック

脊髄を覆う髄膜の中で、一番外側にあるのが硬膜です。硬膜外腔に注射で薬を注入することで、脊髄の広い範囲に薬が広がり、痛み軽減効果が早く現れます。特に、腰から尻、足先などの下半身の痛みに効果的であり、ギックリ腰や腰椎圧迫骨折、慢性化した腰痛症などに良く効きます。治療を行う時は、横になって背中を丸くした状態で患部を消毒し、局所麻酔をしてから注射を行います。

椎間板ブロック

椎間板は、脊柱を構成する骨と骨の間に存在し、クッションの役割をしています。この椎間板が原因で痛みが起こる場合に用いられるのが、椎間板ブロックです。痛みの原因となっている椎間板に、注射針で直接局所麻酔薬などを注入します。腰椎椎間板ヘルニアなどの、腰や足の痛みに良く効く方法です。

神経根ブロック

硬膜外ブロックや仙骨裂孔ブロックなどで改善が無いような強い痛みに用いる方法です。神経ブロックは入院中の患者さんに行う事が多い治療法で、造影剤を使って神経の状態を確認しながら薬を注入します。造影剤を使うことで、痛みを引き起こす原因となる神経を特定することができます

ブロック注射の注意点

ブロック注射を受ける時に、注意するべき事とは一体何でしょうか?

治療を受けられる場所が限られる

ブロック注射は麻酔を使う治療法です。麻酔を使用するには高い技術が必要であるため、全ての医師がブロック注射ができる訳ではありません。ペインクリニックや麻酔科医の居る病院など、ブロック注射が受けられる医療機関は限られています

ブロック注射の副作用

使用する麻酔の量は非常に少ないため、中毒などを起こす心配はありませんが、注射時の痛みや出血、感染症の発生リスク、そして麻酔によるアレルギー反応などが副作用として挙げられます。とは言っても、ブロック注射による副作用の頻度は低く、内服薬で起こりうる副作用の発生率よりも少ないので、過度に心配する必要はありません。

医師に痛みや服用中の薬について伝える

より質の高い治療を受ける為にも、医師に自分の身体の事について正確に伝えるようにしましょう。持病や、今現在服用している薬、病院での検査結果や、今までどんな治療をしてきたかなどの情報を伝えます。更に、痛みが出始めた時期や、痛みが出るようになったきっかけ、どんな痛みなのか、痛み以外にしびれなどの症状があるかどうかも伝えましょう。

治療を受けた日は

ブロック注射による治療を受けた日は、激しく身体を動かしたりはせずに安静に過ごすように心がけましょう。アルコールの摂取も控え、当日はシャワーのみで湯船に浸かるのはやめてください。何か気になる事があれば、施術を受けた医療機関にすぐに問い合わせましょう。

ブロック注射が効かない場合

ブロック注射を受けても、効かない場合、痛みがなくならない場合もあります。そのような時はどうしたら良いのでしょうか?

経験豊富な医師の施術を受ける

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ブロック注射による痛みの除去は、医師の技量によっても左右され効かない場合があります。症例数の多いクリニックなど、ブロック注射の経験が豊富で評判の良い医師にお願いすると良いでしょう。

ブロック注射は完治させるものではない

ブロック注射は、痛みの神経を遮断させて一時的に痛みを感じにくくさせているだけであり、腰痛の根本的な解決ではない、ということを理解した上で治療を受けましょう。治療を受けた全ての人が、ビックリするほど劇的に痛みが改善されるという訳ではないのです。医師としては手応えがあったと感じていても、治療を受けた本人が期待したほどの効果を感じられない場合もあります。ブロック注射は回を重ねるごとに痛み軽減効果が出てくるので、自己判断で治療を止めずに、医師としっかり相談しながら治療を進めて行きましょう。

ブロック注射で治療をしながら生活習慣の見直しを

ブロック注射で腰痛の辛い痛みを軽減しつつ、普段の生活を見直して、腰痛になりにくい身体造りをしていきましょう。まずは、体操やストレッチで腹筋や背筋に刺激を与え、腰を支える筋肉を少しづつ増やしましょう。骨盤の歪みを取り除く体操を行い、身体のバランスを良くすることも腰痛予防に効果的です。

腰の痛みはブロック注射で解決!痛みのない生活を取り戻そう!

神経ブロックは怖いというイメージがある人も多いと思いますが、実際に治療を受けてみると意外と痛みが少なかった、と感じる人も多くいます。神経ブロックは腰痛の根本的な治療法ではありませんが、痛みで苦しむ時間を短くし、筋肉の緊張を取りぞくことで生活の質を改善してくれますよ。更に、痛む場所の血流を改善させ、治りを早くする効果も期待できます。ブロック注射で辛い痛みを軽減させ、腰痛の気にならない日常生活を送れるようにしてみませんか?▼

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