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腰痛の治し方

筋筋膜性疼痛は4つの点が重要!トリガーポイントを解消して腰痛改善を

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筋筋膜性疼痛という言葉を聞いたことがあるという人はどのくらいいるでしょうか。腰痛など身体に痛みやしびれなどの症状を抱えている人では、一度くらいは耳にしたことがあるかもしれません。病院でドクターやセラピストに聞いたという場合や、接骨院などの施設でそういった情報に触れた場合など様々でしょう。

 

腰痛は経験したことがある人がとても多い症状であり、ありふれた症状とも言えますが、そのうち多くは筋筋膜性疼痛とも言われています。非特異的腰痛について理解している人はご存知のことでもあるかと思います。今回はそんな筋筋膜性疼痛について、その概要やトリガーポイントの特徴、そしてトリガーポイントの解消について紹介していきます。

筋筋膜性疼痛とは

まずはじめは、筋筋膜性疼痛がどのようなものなのかについてみてきましょう。筋筋膜性疼痛の概要について挙げていきます。

繰り返しの負荷によって起こる

筋筋膜性疼痛とは、文字の表す通りに筋肉や筋膜が原因で起こる痛みのことです。繰り返し筋肉や筋膜に負荷がかかることで疲れてしまって起こるというイメージですね。急性にももちろん起こりますが、多くは反復によるもので、筋肉の緊張が高まっています。

 

筋膜と言うと筋肉を包んでいる膜のイメージですが、全身を包んでいる膜でもあります。内臓や血管、骨、筋肉などの間で隙間を埋めている結合組織も筋膜に含み、そこでの問題も筋筋膜性疼痛に含むということです。

非特異的腰痛

腰痛の分類には、特異的腰痛と非特異的腰痛があります。特異的腰痛とは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、骨や組織に明らかな病変が画像所見として認められるものです。一方で非特異的腰痛とは、画像検査を行っても明らかな所見がないものですね。

 

筋筋膜性疼痛も、画像上では明らかな所見がないものの筋肉や筋膜など軟部組織に症状が起こっているものとして非特異的腰痛として扱われます。非特異的腰痛は経過観察になりやすいという特徴もありますね。

 

非特異的腰痛に関しては、下記も参考にしてみてください。

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筋筋膜性疼痛の診断

では次は、筋筋膜性疼痛の診断についてみてきましょう。必須となる基準が定められており、確認すべきポイントもあるようです。必須基準は4つあるので、順に紹介していきます。

必須基準

筋筋膜性疼痛の必須基準としては、まずは筋肉や筋膜に硬結が認められること、いわゆるしこりですね。そしてその硬結部分にかなり強い痛みを感じる点があることや、押さえたときに症状が再現されることが挙げられます。跳び上がるような反応を示すことからジャンピングサインとも言われていますね。

 

硬結やしこりの部分が引き金となって離れた部位に症状を起こすことから、引き金の部位、トリガーポイントとも呼ばれています。最後の1つは、受動的にストレッチをしようとしても伸ばせないということです。痛みによって制限がかかってしまうということですね。これらの4つの点が存在することが必須基準とされています。

確認すべきとされるポイント

次に、必須基準とともに確認すべきポイントとして上記の硬結部分を圧迫した際に局所的に筋肉が収縮することを視診もしくは触診で確認します。鍼を用いる場合は、圧痛店に触れることで同じく確認されるようです。

 

そして必須基準とも重なりますが、硬結を押さえることで症状が再現されること、さらに予測される範囲にも症状が起こることです。予測される範囲とはトリガーポイントによる関連痛の範囲ですね。

線維筋痛症

筋筋膜性疼痛に関連して取り上げられるものとして、線維筋痛症が挙げられます。全身の筋肉の慢性的な痛みやだるさ、睡眠障害などが症状として起こる原因不明の疾患ですね。ここで述べてきた局所の問題が、全身に起こるのが線維筋痛症です。

 

精神状態によって症状が大きく左右されることが多く、リウマチとの合併から関連も考えられているようです。インフルエンザのときの痛みがずっと続くと表現されることもあります。

筋筋膜性疼痛の例

では次は、筋筋膜性疼痛の痛みやしびれが拡がっていく例をみていきましょう。トリガーポイントができることによって症状が離れた部位にも起こるということですね。トリガーポイントについては下記も参考にしてみてください。

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下肢の痛みやしびれ

参考記事にも載っていますが、下肢の痛みやしびれでよく知られているのが坐骨神経痛です。坐骨神経痛は疾患名ではなく、坐骨神経の領域に出る症状の総称です。そして、お尻に部分にできたトリガーポイントによってこの領域とほぼ同じ部分に症状が現れるため、誤診されやすいと言われています。

 

具体的には小殿筋という筋肉にできるトリガーポイントが原因とされており、多くの人にみられるようです。お尻の筋肉は腰痛との関わりも深いので、やはり重要となってくるということですね。

上肢の痛みやしびれ

上肢の痛みやしびれが出た場合には、首のヘルニアなど神経の問題が疑われるかと思います。脳梗塞などが心配される場合もありますね。しかし、肩甲骨周囲にトリガーポイントができていると同じように痛みやしびれが起こるということです。

 

具体的に挙げると上後鋸筋にトリガーポイントができることで同じような症状が起こるとされています。また、首から腕に向かって神経が順に枝分かれしていく過程でいくつか神経の絞扼が起こりやすい部位があり、それらとの鑑別も重要とされています。胸郭出口症候群やクアドリラレラルスペースでの絞扼などですね。

腰部の痛みやしびれ

腰の周囲に痛みやしびれが拡がる場合には、背骨周りの筋肉や腰方形筋という筋肉のトリガーポイントができていることが多いようです。腰の部分のしびれはヘルニアや脊柱管狭窄症がイメージされる場合もありますが、その多くは症状が下肢にも出ます。

 

それらの点で鑑別もしやすいですが、トリガーポイントによるものなのかどうかについてはしっかりと確認をする必要があるとされています。

整体師
このようにみてくると、離れた部位に原因があることで症状が起こっている部位の治療だけ行っていても意味がないということですね。

トリガーポイントの解消には

最後は、トリガーポイントの解消についてみてきましょう。解消のポイントは主に2つです。

硬結を解消する

当たり前のことですが、症状の引き金となっているトリガーポイントをなんとかするということですね。硬結とは硬く結ぶと書くように、筋肉や筋膜が縮こまって結ばれた状態になっているということです。この部位では循環も悪くなっており、むくみも起きています。

 

マッサージによってその硬い結びを解いていくのがイメージとして良いでしょう。むくみをとるように流すだけでも症状が楽になる場合があります。強く押すと癒着や悪化の原因となるので、優しく行っていきましょう。

血流を改善する

トリガーポイントの解消には、硬結部分だけでなく周囲の血流も重要です。循環が悪いままではいつまでも解消は見込めないですね。ストレッチなどを行うことで、血流の促進を図っていきましょう。酸素や栄養が行き渡ることで回復もしっかり行われるようになっていきます。

 

血流や栄養に関してはストレッチに加えて口にするものも重要ですね。サプリメントも活用し、症状の改善を図っていきましょう。
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まとめ

今回は筋筋膜性疼痛について、その概要やトリガーポイントの特徴、そしてトリガーポイントの解消について紹介してきましたがいかがでしたか?トリガーポイントのケアは取り入れやすいので、是非一度試してみてください。

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