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腰痛の症状

あなたの腰痛は股関節からの症状かも!痛み改善のための2つのポイント

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腰痛を抱えている人の中では、いろいろな情報に触れたり自身で調べたりしている人も多く、その原因について専門家に近いほどに知っているという人も少なくないでしょう。腰椎など器質に問題のある特異的腰痛をはじめ、筋肉の過負荷や機能などが問題の非特異的腰痛にも原因と考えられることはたくさん存在しますね。

 

大腰筋や臀筋などの筋肉だけでなく、腰痛の原因としては股関節のことも考えられます。股関節の機能などの問題によって腰痛という症状につながるということですね。股関節からの腰痛にも、股関節の器質に問題がある場合と機能に問題がある場合とがやはり考えられます。今回は股関節と腰痛との関連について、腰痛の原因となる股関節の疾患や症状をみたあとで股関節の機能について理解し、その機能を取り戻して腰痛を軽減するための方法を紹介していきます。

腰痛の原因となる股関節の疾患や症状

まずは、腰痛の原因となる股関節の疾患や症状についてみてきましょう。明らかな股関節周囲の問題があって腰痛につながっていくということです。主な3つを紹介します。

臼蓋形成不全

股関節の構造に問題がある場合を臼蓋形成不全と言います。構造に問題が起こることで股関節の正常な動きが損なわれ、その負担が腰痛へとつながっていくということですね。乳児期であれば自然に軽快する場合もあるようです。成人の場合にも少ないですが見受けられ、その原因はわかっていないようです。

変形性股関節症

変形性関節症と言うと膝がイメージされやすいですが、股関節でも起こります。上記の臼蓋形成不全や発育性の股関節脱臼が原因のほとんどを占めるようです。形成不全から変形に至っていくということですね。この場合も股関節の機能が損なわれることで腰痛へとつながっていくということです。

弾発股

股関節の構造の問題に加えて、股関節周囲で起こる問題もあります。弾発股と言って、股関節を動かすと音が鳴ったり引っかかりが起こる状態が挙げられます。筋肉が骨の盛り上がっている部分を乗り越えるときに起こる症状ですが、痛みを伴うこともあります。スムーズに動かなくなることで機能が損なわれた状態と言え、腰痛へとつながっていくということです。

腰椎や股間節の機能的な問題による腰痛

腰痛の原因となる股関節の疾患や症状についてみてきました。次は、腰椎や股間節の機能的な問題によって腰痛が起こっている場合をみていきましょう。腰椎や股関節の機能を知ることで、問題を理解しやすくなります。

腰椎の機能

腰椎は24個ある脊椎のうちの5個であり、頸椎と胸椎と名前を変えて形が違うように、腰椎にも特徴や主な機能があります。腰椎は他の脊椎に比べて椎体が大きくなっており、脊椎を下で支える役目を負っています。土台となるのは骨盤ということを聞いたことがある人も多いかと思いますが、腰椎も役割としては体重を支えるということですね。

 

しっかりと支えるということで可動性には富んでいるとは言えず、回旋にいたっては各椎間関節で2度程度とされています。横に倒す側屈も5度に満たず、3方向の中では前後の動きを表す屈伸が一番動きます。腰椎全体で50度程度です。

股関節の機能

股関節は多くの人が聞いたことがあるかと思いますが、具体的な場所は知られているとは言えず、太ももの骨である大腿骨の出っ張りを指して股関節と認識している人もいるようです。股間節は体表からは鼠径部がわかりやすく、太ももの付け根のシワにあるとイメージすれば良いでしょう。

 

股関節は球関節となっており、その可動範囲はとても広くなっています。前後左右に3次元的に動けるということですね。股関節単独では前は125度、後ろは15度の可動域があります。横に挙げるのは45度です。

股関節メインではない動きから症状に

腰椎や股関節の機能をみてきましたが、もっと動くのではと疑問に思った方もいるかと思います。実際に身体を動かすときには腰椎や股関節に骨盤の動きなども含まれるので、それらを合算した角度分動けるということです。しかし、それぞれの可動域をフルに使う場面は滅多になく、それぞれで配分されています。

 

このときにやはり大きな分担を請け負うのはもともとの範囲が広い股関節ですが、機能に問題が出ることで腰椎などでカバーすることになります。また、動き方が誤っていると本来股間節がメインで動くところを、腰椎が多く動いて負担を受けるということもあります。

整体師
広い股関節の可動域が使われず、それほど広くない腰椎を目いっぱい使って動く場合などが考えられますが、これでは腰に負担が大きいのはイメージしやすいですね。それによって腰痛につながっていくということです。

しっかりと機能を取り戻そう

腰椎と股関節の機能的な問題から腰痛へとつながっていくということは理解してもらえたかと思います。最後は、股関節の機能をしっかりと取り戻すためにできることを紹介していきます。原因が序段で述べた疾患などの場合は専門の治療やリハビリが必要になるので、疑わしい場合にはまずは整形外科を受診しましょう。原因をはっきりさせることが重要です。

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前屈してみよう

まずは、立位で前屈をして腰椎や股関節の機能を確かめてみましょう。腰に負担が大きくかかっているような人では、腰椎で折れてしまって股関節の部分で折れていないことがわかると思います。横から見ると背中の部分が一番高くなっている状態ですね。

 

この状態では股関節の可動域は持て余しており、腰椎で一生懸命曲げているという状態です。前屈に限らず、日常生活の動作で腰椎が多く動いて股関節があまり使われていないような癖になっていることが推測されます。腰に多く負担がかかることで、痛みなどの症状につながっていくということですね。

鼠径部から折れるイメージで

上記の前屈の例では、鼠径部に手を挟んで、シワを深くしたり奥に手を沈めていくイメージで前屈してみましょう。先ほどよりも前屈の角度が増したのではないでしょうか。力んでいると可動域は狭くなるので、血圧への影響も含めて息を吐きながらリラックスして前屈してみてください。

 

横から見ると腰椎の部分もしくは骨盤の部分が一番高くなっているかと思います。股間節がメインで動くことで、より深く曲げられるようになるということですね。これについては前屈を柔らかくする方法として知っている人もいるかもしれません。

動きの中で股関節を意識する

前屈を例に挙げてきましたが、先にも述べたように日常生活の動作や仕事の動作などで股関節がメインで使われなくなってしまうことにより、腰椎メインの動きになってしまうことで腰痛へとつながっていきます。誤った動作を繰り返していくうちに負担が蓄積していくということですね。

 

腰痛を繰り返してしまうような人では、腰椎メインの動きが染みついている場合もあります。休みを入れるなど負担を減らすと良くなっても、すぐに再発するという場合は動き方を見直してみましょう。前屈の例を試してみて、股関節で動くということを日常から意識していってください。

整体師
感覚を変えることで新たに動きを覚え直し、負担の軽減を図っていくということですね。

まとめ

今回は股関節と腰痛との関連について、腰痛の原因となる股関節の疾患や症状をみたあとで股関節の機能について理解し、その機能を取り戻して腰痛を軽減するための方法を紹介してきましたがいかがでしたか?動き方を見直すことで、股関節からの腰痛へのつながりを改善していくことができます。痛みのあるときは動きも修正しづらいですが、慢性期に入っていればじっとしても変わらないので、薬なども活用して動きを早く変えていきましょう。
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