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【腰と胃が痛い】腰痛と胃痛の併発で考えられる身体のトラブルとその対処法

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腰痛に悩まされている人の中には、胃痛も一緒に抱えているという人も少なくないのではないでしょうか。

腰も痛いし胃も痛いということで、お腹側も背中側も身体の前後が両方痛いというのは、どうして良いものかわからないという声もよく聞きます。

痛みがある場合は通常身体は丸まりやすくなりますが、ずっと丸めているとさらに腰が痛くなってしまいますね。

このように腰痛と胃痛が一緒に起こるというのは、身体では何が起こっているのでしょうか。

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一緒に起こる場合には、考えられる主なポイントとして2つが挙げられています。今回は腰痛と胃痛の関連について、一緒に起こる場合に考えられる2つのポイントと対処方法を紹介していきます。

腰痛と胃痛がある場合に考えられること①内臓疾患

腰痛と胃痛がある場合に考えられることとしてまずは、内臓疾患についてみていきましょう。考えられる主な疾患を挙げていきます。

胃潰瘍

胃痛と言えばすぐに浮かぶのが胃潰瘍ですね。ストレスで胃に穴が開いたという表現はよく聞くかと思います。

胃酸はとても強力ですが、本来はそれに耐えるための防御能力もきちんと保持しているのが私たちの身体です。

しかし、何らかの原因によりその機能が落ちると、自身の胃酸によって胃粘膜が損傷されてしまうということですね。

主な原因としてはピロリ菌や痛み止めの薬、そしてストレスが挙げられています。

痛み止めは非ステロイド性抗炎症薬、いわゆるNSAIDsです。

これらの原因によって胃の粘膜を守る機能が落ちてしまうということですね。

十二指腸潰瘍

胃潰瘍とともに挙げられるのが十二指腸潰瘍ですね。消化管の順で胃の次は十二指腸に内容物が送られます。

胃酸の分泌が多いことで十二指腸にも流れ出る量が多くなり、それに適応するために十二指腸にも胃の粘膜と同じ構成ができやすくなるようです。

本来ピロリ菌は胃に存在していますが、そこからピロリ菌の影響を受けやすくなるとされています。

特徴としては十二指腸潰瘍は空腹時に症状を感じやすく、胃潰瘍は食後に感じやすいようです。

また、十二指腸潰瘍は20~30代といった若い世代に比較的多く、胃潰瘍は40~60代に多いとされています。

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その他の内臓疾患

胃潰瘍と十二指腸潰瘍が代表的に挙げられることが多いですが、その他の内臓疾患でも起こり得ます。

頻度としては高くないですが、悪性腫瘍や腎臓の問題、胆石や虫垂炎などでも起こります。

これらの場合は腰痛の他にも内科的な症状が出るので、腰痛として整形外科を受診することは少ないようです。

腰痛と胃痛がある場合に考えられること②自律神経

腰痛と胃痛がある場合に考えられることとして次に挙げられるのは、自律神経のバランスです。

ストレスとの関連についてみていきましょう。

自律神経は身体のはたらきをコントロールしている

自律神経が身体の様々なはたらきをコントロールしているのは多くの人がご存知だと思います。

交感神経と副交感神経が反対のはたらきをもっており、興奮や休息のバランスをとっているということですね。

一般的に交感神経は興奮や緊張を、副交感神経は休息や安静をもたらすことも知られているでしょう。

ストレスで胃が痛い人は多い

ストレスを受けた場合には交感神経が優位になります。

その後リラックスできると副交感神経が優位になってバランスがとられますが、交感神経が過多になりやすいのが現代人と言われていますね。

ストレスで胃がキリキリ痛むといったことはよく聞きます。

また、緊張でお腹が痛くなってゆるむという人も多いでしょう。

これもストレスによる身体への影響であり、精神が身体に影響する例として知られています。

同じように腰痛も起こる

上記の胃が痛むといったことや、お腹が痛くなってゆるむといったことと同じように、ストレスを受けることで腰痛が起こるということが明らかになっているのです。

まだまだこのイメージは浸透していないですが、胃が痛む場合やお腹がゆるむ場合にストレスの影響を意識する人は多いでしょう。

それと同じように、腰痛を感じたときにストレスの影響を意識することは身体のしくみを理解していることになります。

ストレスで胃痛が起こるように、腰痛もストレスによって起こり得るということを覚えておきましょう。

腰痛と胃痛に適切に対処していこう

最後は、腰痛と胃痛が起こっている場合にどのように対処していったら良いかという流れについてみていきましょう。

Red flagやYellow flagといった項目も参考になります。

まずは内臓疾患の除外

腰痛と一緒に胃痛が起こっている場合にまずしていくのは、内臓疾患の除外です。

上述したように胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの疾患でも腰痛は起こります。

胃痛が強い場合には一度内科を受診してみましょう。

胃痛に限らず、内臓疾患を含む重篤な予後をもたらす疾患を除外する方法として、Red flagがあります。

腰痛診療ガイドラインにも記載されており、まずはRed flagの除外が推奨されているということです。

脊椎の病変や内臓疾患などの徴候がないかを確認します。

よく取り上げられているのは安静時痛や夜間痛であり、体勢を変えたり動作に関係なく痛みがある場合ですね。

自律神経のバランスを整えよう

内科を受診した場合でも、まずは投薬で様子見ということが治療法としてとられることも多いでしょう。

症状が軽い場合にはそれが顕著なので、自律神経のバランスを整えることを図っていたら良くなったというケースも多いようです。

自律神経のバランスを整えることはどの段階からでも始めた方が良いということですね。

自律神経のバランスを整える方法としては、ヨガや呼吸法などエクササイズによって整えることがよく取り上げられています。

これらも効果がないわけではありませんが、一番良いのはやはり生活習慣を整えることです。

栄養や睡眠、運動のバランスをしっかりととっていきましょう。

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特に睡眠は重要なので、質を上げることも図っていきましょう。枕を調節したり、マットレスなどの活用によってしっかり眠れるようにしていきたいものです。

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Yellow flagに注意

痛みに関しては、症状が長引くほど様々な要素が複雑に絡んでくるため、治りにくくなっていってしまいます。

腰痛は身体の問題というイメージも強いかと思いますが、ここまでみてきたようにストレスの影響も受けるということですね。

そして、初期には組織の損傷といった身体面の問題がメインの腰痛でも、長引くことで心理的な要因や社会的な要因が絡んでくるということです。

長引いてしまっている痛みに対してはYellow flagのチェックを行うべきとされています。

痛みに対して間違った認識や行動をしていないか、家族関係や職場環境など回復を妨げる要因はないかといったことを確認するということです。

近年では治療の初期に用い、慢性化しそうな傾向をあらかじめ掴んでおくことが推奨されています。

Yellow flagについて詳しくは、下記も参考にしてみてください。

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まとめ

腰痛と胃痛との関連では、まずは内臓疾患がないかどうかがポイントになります。

ストレス過多の場合は胃潰瘍なども考えられ、内臓疾患からの腰痛の頻度は低いとされていますが、それよりは高くなるでしょう。

内臓疾患の除外をした後でストレスや自律神経のバランスを考えるといった流れが一般的です。

Red flagやYellow flagといったことを知っているだけでも症状の改善にはプラスになります。

しっかりと原因を明らかにし、適切に対処をすることで症状の改善につなげていきましょう。

 

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