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腰痛の治し方

【バランスの崩れが原因かも?】自律神経を整えて腰痛を改善しよう

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自律神経のバランスの崩れが様々な症状を身体に引き起こすということはみなさんよくご存知だと思います。ストレスで胃が痛くなったり、過度の緊張でお腹がゆるくなるといった経験は多くの人がしているでしょう。また、頭痛が引き起こされたり、身体の回復が遅れて疲れがとれないといったこともあります。

 

そして自律神経のバランスの崩れによる症状には、腰痛も挙げられます。特に痛みが長引いてしまっている場合に自律神経が影響しやすくなり、組織の回復が起これば治るという単純なものではなくなってくるということです。今回はそんな腰痛と自律神経との関係について理解し、自律神経を整えるための方法として3つの方法を紹介していきます。

腰痛と自律神経との関係とは

まずは腰痛と自律神経との関係についてみていきましょう。冒頭でも軽く触れたように、経過によって自律神経の影響が出てくるということです。そしてその影響は大きなものとなっていきます。

急性期は正常な反応

急性期には組織の損傷や炎症反応が起こっています。局所の血管は拡張し、白血球などが血管の外に出て炎症の反応を呈し、痛みを感じさせる物質なども出てきます。全体としては血管は収縮し、炎症が拡がらないようにもしくは感染もあれば菌などが拡がらないように身体の防御反応がはたらきます。そしてだんだんと治まっていくという過程をたどっていくということですね。

 

このときの血管の拡張や収縮にも自律神経が関与しています。防御反応ということで、交感神経が優位にはたらいているということですね。痛みで筋肉が緊張するという経験は多くの人がしているでしょう。

長引くと悪循環に

炎症が次第に治まっていけば、痛みも治まり今度は血流が多く必要になります。いつまでも血管が縮こまっていては酸素や栄養が運べず、回復も期待できませんね。このときに組織の回復が遅れるような条件が揃ってしまうと、痛みが長引いていくことになります。身体的には過度の安静などが挙げられますね。

 

炎症が拡がらないように初期には血流は多くない方が良いですが、その心配が弱まれば回復のために血流は多い方が良いということは想像がつくと思います。過度に安静をとると血流も促進されにくく、回復が遅れるだけでなく痛みを感じさせる物質が流れていかないことで痛みを感じやすくなります。

整体師
痛みによって身体が縮こまり、血管や筋肉が収縮し続けると血流が悪くなってしまうので、痛みと血流の悪循環に陥ってしまいますね。

ストレスだけで痛みが出る

また、精神的な要因によっても悪循環に陥ります。ストレスなどで交感神経が過多の状態になると、上記のように血管や筋肉が収縮し続けることで悪循環に陥ってしまうということですね。仕事や日常生活でのストレスが、痛みを長引かせる原因になり得るということです。また、痛み自体がストレスとなって悪循環に陥っていく場合もあります。

 

痛みによって身体が縮こまり、痛み物質が出て流れにくくなるという繰り返しですね。これが繰り返されていくと、条件付けのように痛みが記憶され、ストレスを受けただけで痛みが出やすくなるという状態に陥っていきます。できる限り痛みは早期になくした方が良いので、もちろん依存してしまっては良くないですが、薬を飲んで悪循環に陥らないようにするという方法もアリですね。

腰痛の薬に関しては下記も参考にしてみてください。
腰痛の薬おすすめランキング!飲んで効くのはコレ!

うつにつながっていくことも

痛みが長引いて自律神経の影響がさらに大きくなっていくと、うつなどにつながっていくこともあります。うつなどの精神疾患も自律神経のバランスが重要ですね。特に痛みが長引くとアプローチの方法が良くない場合もあります。自律神経の影響が大きくなってくると、身体面に比重を置いたアプローチではあまり効果が期待できません。

 

その結果何をしても良くならないといった無力感に陥ったり、無気力になっていくということですね。慢性腰痛の患者さんでは、半数以上にうつ傾向がみられるという研究結果もあります。自律神経のバランスはやはり非常に重要ということですね。

自律神経を整えて腰痛を治そう①マインドフルネス

ではここからは、自律神経を整えて腰痛を改善するための具体的な方法を紹介していきます。まず1つ目に紹介するのは、マインドフルネスです。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、瞑想による方法とも言われますが、ストレス軽減を目的として作られた治療の1種です。近年では自己啓発の方法として再び取り上げられることが多くなっているので、目にしたことがあるという人や聞いたことがある人もいるでしょう。

整体師
呼吸や身体の内観によって意識や注意のコントロールを学んでいくというものですね。呼吸は自律神経にはたらきかける方法として最もオーソドックスなものです。そして内観によって視点を変えたり気付きを得ることができるようになっていくとされています。

マインドフルネスの方法

まずは心身ともにリラックスできる環境や姿勢をとり、自身の呼吸に集中します。呼吸を感じ取るだけという表現が正しく、呼吸をコントロールすることが目的ではありません。行っていくとわかりますが、実に多くの雑念が沸いてきます。それらが沸くたびに呼吸に注意を戻していきます。

 

次は身体の部位がどのようになっているかの感覚を感じ取ります。寝ている状態であれば足の角度や温度、床との関係などです。緊張してしまっては意味がないので、自然にやめたくなったらそこまでにしましょう。

マインドフルネスについては、下記を参考にしてみてください。

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自律神経を整えて腰痛を治そう②自律訓練法

次に紹介するのは、自律訓練法です。名前からして自律神経がターゲットになっている感じがしますね。

自律訓練法とは

自律訓練法も流れとしては、マインドフルネスと似ています。呼吸を整えて内観という流れですね。自律神経失調症など、自律神経のバランスを整えることを目的として調べたことがある人ではほとんどと言って良いほど目にしているかと思います。

整体師
マインドフルネスも同様ですが、呼吸に注意を向けると過呼吸になってしまうなど精神状態が落ち着いていない人は避けるようにしましょう。内観によって逆に緊張が増してしまう場合もあるので注意が必要です。

自律訓練法の方法

自律訓練法も環境や姿勢を整えるのは同様です。ゆったりして心身ともにリラックスして行いましょう。ただし、座って行う場合は姿勢が悪くならないように注意してください。背中が丸くなってしまうなど、身体に負担がかかった状態では効果も期待できませんね。

 

自律訓練法では6つの方法がありますが、最初の2つが取り上げらえることが多いようです。リラックスした状態で四肢の重さを順に感じていく、次は四肢の温かさを順に感じていくという方法です。

自律訓練法の内容については、下記を参考にしてみてください。

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まとめ

腰痛と自律神経との関係について理解し、自律神経を整えるための方法として2つの方法を紹介してきましたがいかがでしたか?痛みは、初期に適切に対処するとともに、自律神経のバランスを整えて腰痛だけでなく心身の健康を保っていきましょう。

 

また、ここに挙げた意外でも方法はいくらでもあります。ヨガなども効果が期待できますし、アレクサンダーテクニークやフェルデンクライスメソッドなど心身の調和を図るものはいくつかあるので、興味をもったものに取り組んでみると良いでしょう。

ヨガについては、下記も参考にしてみてください。

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