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腰痛の症状

【もう、しんどい!】腰痛と頭痛が一緒に起こり得る5つのケースとは

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慢性的に腰痛に悩まされているという人の中には、頭痛も一緒に起こることが多いという人もいるのではないでしょうか。どこかが慢性的に痛いというだけでも気分的に良いものではありませんが、それが複数となるとさらに気分も落ち込みやすくなりますね。実際に腰痛と頭痛が一緒に起こるという人は珍しくないようです。

 

痛みという点では同じと言えますが、腰痛と頭痛とは一般的には別物というイメージの方が強いかと思います。なぜ、腰痛と頭痛が一緒に起こるのでしょうか。今回は腰痛と頭痛の関連について、腰痛と頭痛が一緒に起こっている場合に考えられることや、そのときにできることを紹介していきます。

腰痛と頭痛が一緒に起こっている場合に考えられること

まずは腰痛と頭痛が一緒に起こっている場合に考えられることとして、5つのケースをみていきましょう。どのような機序で一緒に起こるのか、順に挙げていきます。

全身の筋肉の緊張

頭痛と腰痛が一緒に起こっている場合に考えられることとしてまず挙げるのは、全身の筋肉の緊張です。緊張型頭痛という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、首のこりや肩のこりなどから血行が悪くなり、頭痛が起こるということですね。腰痛の場合も同様で、背中から腰、お尻や太ももなどの筋肉の緊張によって引き起こされます。

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よく挙げられるのが姿勢が崩れてしまうことで、背中や腰が丸まっているとその部分の筋肉に負担がかかるだけでなく、頭や首が前に出て落ちるような肢位になることで上の方にも負担がかかります。負担の大きさは部位によって異なりますが、首から腰まで負担がかかることで両方起こるということですね。

顎の関節の問題

頭痛と腰痛が一緒に起こっている場合に考えられることとして次に挙げるのは、顎の関節の問題です。噛み合わせが悪いと全身に影響するということを聞いたことがある人もいるかと思います。顎の筋肉は強い筋肉ですが、そのバランスはとても重要です。左右の偏りがあると顎の関節のバランスも崩れ、そこから首や背中などに波及していきます。

 

そして、全身の筋肉の緊張につながっていくということですね。何か硬いものをたくさん食べたときなど、顎が疲れるようなときに首も一緒に凝った感じがしたという経験をしている人は多いのではないでしょうか。首の緊張が背中や腰にも影響し、頭痛や腰痛を引き起こすということです。

自律神経のバランスの乱れ

頭痛と腰痛が一緒に起こっている場合に考えられることとして3つ目に挙げるのは、自律神経のバランスの乱れです。これも全身の筋肉の緊張と関連しますが、ストレスなどで交感神経が優位な状態が続いたり、それが過多になると筋肉や血管は収縮した状態が続くことになります。

 

局所の循環が悪くなると、負担がかかったときに組織の修復や回復がスムーズにいかず、蓄積していってしまうということですね。交感神経過多の状態は痛みの悪循環にもつながっていくので、しっかり整えていきたいものです。痛みの悪循環については、下記も参考にしてみてください。

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感作が起こっている

頭痛と腰痛が一緒に起こっている場合に考えられることとして4つ目に挙げるのは、感作です。感作とは簡単に言うと過敏になっている状態とも言え、痛みの情報が脳に伝わるまでの間に強化されてしまうことを言います。通常であればなんともないような刺激でも、感作が起こっていると痛みに感じるという場合や、痛み情報が末梢神経から中枢に伝えられるときに量や質が強化され、痛みをより強く感じるという場合があるということです。

 

痛みが慢性化していると起こりやすくなり、ストレスなどによっても強化されてしまいます。あちこち痛いというような人ではこのケースも考えられるようです。感作について詳しくは、下記を参考にしてみてください。

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感染による発熱など

頭痛と腰痛が一緒に起こっている場合に考えられることとして5つ目に挙げるのは、感染です。発熱や痛みは炎症の特徴的な症状と言えますが、感染症によって腰痛と頭痛が起こるということですね。風邪を引いたときに頭痛や腰痛を一緒に感じるという人も多いと思います。

 

インフルエンザなどでは頭痛や全身の筋肉痛・関節痛が起こりやすいですね。身体の節々が痛いという経験は多くの人がしているでしょう。脊椎や脊髄関連の感染症などの疾患でも頭痛と腰痛が起こる場合があります。

腰痛と頭痛が一緒に起こっている場合にできること

腰痛と頭痛に関連して、主に考えられる5つのケースは理解してもらえたでしょうか。次は腰痛と頭痛が一緒に起こっている場合にできることを挙げていきます。

まずは原因をはっきりさせる

一番はじめに挙げるのは、原因をはっきりとさせるということです。全身の緊張が関わっていることが多いことからわかるかと思いますが、筋肉の緊張を緩めるということをしてみましょう。温めて血流を良くしたり、身体を動かして筋肉をほぐすということですね。

 

一時的にでも良くなれば、姿勢の問題なのか顎の関節の問題なのかといった具合に絞り込んでいくこともできるでしょう。

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慢性化しているケースでは1つの問題が単独で原因となっているということはないとも言われており、姿勢の問題や自律神経の問題など、身体的な要因と精神的な要因などが複雑に絡んでいるとされています。単独というよりは、総合的にアプローチしていく必要があるということですね。

自身でわからない場合には専門家へ

また、自律神経が大きく関わっている場合には症状がつかみにくいケースも多いとされています。自身でよくわからないという場合にはやはり専門家に診てもらうことがポイントでしょう。姿勢や顎の関節の問題などは運動器を専門としているドクターやセラピストに、自律神経や感作の問題であれば神経や痛みの分野を専門としているドクターやセラピストに診てもらいましょう。

 

ここまで述べてきたことを考慮して、まずは1つの原因から探っていくという方法もありだと思います。1つのきっかけですべてが良くなるということもあるので、主体的に治療を進めていきましょう。

発熱は要注意

5つのケースの中では、感染症や特定の疾患に注意しましょう。発熱があるような場合には、風邪で済まないケースもあります。あまり長く様子見はせず、早めに受診することが大切です。また、Redflagという重篤な疾患のサインも覚えておきましょう。

 

頭痛の場合はいつもの症状とは明らかに違う場合や50歳以上で初めて感じる種類の頭痛は注意が必要です。腰痛の場合は急激な体重減少を伴う場合や、安静時痛・夜間痛の存在、治療を受けていても症状に変化がない場合には内科で診てもらうことが勧められています。これらのことを覚えておき、早めに対処ができるようにしておきましょう。

まとめ

今回は腰痛と頭痛の関連について、腰痛と頭痛が一緒に起こっている場合に考えられることや、そのときにできることを紹介してきましたがいかがでしたか?冒頭でも述べたように、痛みという点が共通していることでその機序なども理解できたかと思います。まずは原因をはっきりさせ、適切に対処していきましょう。

 

また、腰痛や頭痛の改善には生活習慣を整えることも重要です。特に睡眠は両者にとても重要と言えるので、量や質を見直してしっかり眠れるようにしていきましょう。マットレスを使ってみることもおすすめです。マットレスについては、下記も参考にしてみてください。
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